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「ただの同僚に決まってんだろ、何見てんだよ」夫のスマホに届いた女性からの通知。逆ギレする夫に突きつけた現実

休日もスマホを離さなくなった夫
結婚して何年も経った頃から、夫の帰宅時間が急に不自然になった。
残業と飲み会という言葉ばかりが増え、22時、23時、日付が変わってからの帰宅が当たり前のように続いた。
明らかにおかしいのは、休日のスマホの扱いだった。
それまでテーブルに無造作に置きっぱなしだったのに、画面を伏せ、トイレや風呂にまで持ち歩くようになった。
女の勘というやつだろうか、明らかに何かが違う。
けれど決定的な証拠もないまま、私はモヤモヤを抱えて夜を重ねていた。50代になってから始まった夫の変化は、若い頃の浮気とは違う粘度を帯びていた。
そんなある深夜、リビングのソファで眠り込んだ夫の枕元でスマホが光った。
何気なく目を向けた私の心臓が止まった。
「早くまた会いたい」
画面に浮かんだのは、見覚えのない女性名からの通知。
指先が冷たくなって、息のしかたを忘れた。
問い詰めた時の逆ギレ
翌朝、私はテーブルに彼を呼び、画面の文面を見せた。
返ってきたのは謝罪ではなく、怒鳴り声だった。
「ただの同僚に決まってんだろ、何見てんだよ」
夫は一気に立ち上がり、こっちを睨みつけてスマホを奪い取った。
心配して聞いた私のほうが悪いような空気を作る、典型的な逆ギレだった。
けれど夫の手は震えていた。ただの同僚に届く文面ではないことを、夫自身が一番よくわかっている顔だった。
目を合わせないのも、こちらの追及をかわすように席を立つのも、嘘をついている人間の動きそのものだった。
その日から私は静かに動き始めた。財布の中、車の助手席、上着の内ポケット、共有のパソコンの履歴。
証拠を集めるなら泣くより先だと、自分に言い聞かせて。
財布から出てきた一枚と、見覚えのある女
3日後、夫の財布の奥から畳まれたレシートが出てきた。
郊外の温泉宿、2名分、深夜のチェックイン。
さらに共有のパソコンには、半年分の宿泊予約メールが残っていた。
月に2、3度のペースで、毎回同じ女性名と一緒に。
相手の名前を確認した瞬間、背筋が凍った。夫の会社関係の女性で、何かの集まりで一度顔を合わせたことのある人だった。
あの日、私にも愛想よく頭を下げてきたあの顔が、画面の中で笑っているように見えた。
後日、両家を交えた話し合いで夫はかなり責められ、頭を下げ続けた。
お互いの両親の前で、ただの同僚と言い張った嘘がすべて剥がれていく光景を、私はただ黙って見ていた。
半年分の予約メールの前では、どんな言い訳も意味を失っていた。
女の勘は本当に当たる。
あの夜、通知音で気づかなければ、何年でも騙され続けていた。50代になって突きつけられた現実だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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