Share
横浜半日モデルコース|元町カフェと山手西洋館、港の見える丘公園をめぐる大人散歩
INDEX

今回は、横浜の元町・山手エリアを半日で楽しむ、大人のための街歩きコースをご紹介します。
横浜開港の歴史を感じる元町の街並みや、人気のカフェ、山手の趣きある西洋館や緑豊かな公園、横浜港を一望できる絶景スポットまで、横浜ならではの魅力に迫ります。
横浜・元町・山手をめぐる半日モデルコース
所要時間:約4時間30分
11:00 元町・中華街駅からスタート
11:10 元町ショッピングストリートを散策
12:00 花Lab.Nocturne 横浜元町店でランチ&カフェ
13:30 山手西洋館めぐり
15:00 港の見える丘公園へ
15:30 横浜港を眺めながらひと休み
元町・山手エリアの歴史

1859年の横浜開港をきっかけに発展した元町・山手エリア。
外国人居留地の玄関口として栄えた「元町ショッピングストリート」は、山手に暮らす外国人へ商品を提供する商店が集まり、現在も異国情緒あふれる街並みが残されています。

一方、山手エリアには、外国人居留地時代の面影を残す西洋館が点在しており、歴史ある洋館や四季折々の自然を楽しみながら美しい景観を満喫することができます。
元町ショッピングストリート散策

約200店舗が立ち並ぶ、全長600メートルの「元町ショッピングストリート」は、みなとみらい線 元町・中華街駅の元町口から出てすぐの場所にあります。
石畳風の歩道や街路樹が続く通りは、歩いているだけでも横浜らしい雰囲気を感じられます。


通りには、「STAR JEWELRY(スタージュエリー)」や「Kitamura(キタムラ)」をはじめ、横浜発祥の老舗ブランドやお洒落なセレクトショップ、カフェ、レストランなどが並び、上質でゆったりとした時間を過ごせます。

毎年2月と9月に開催される「元町チャーミングセール」では、多くの店舗が参加し、街全体が活気にあふれ、多くの観光客が訪れます。
ショッピングも街歩きも満喫したい方は、チャーミングセールの時期に訪れてみるのもおすすめです。
花Lab.Nocturne 横浜元町店

元町ショッピングストリートの裏通りを少し歩くと、「花Lab.Nocturne 横浜元町店」があります。
花屋とカフェが一体となった、癒しのスポットです。
こちらはペット同伴可能なので、愛犬とのお散歩がてら立ち寄ることもできます。

1階はフラワーショップで、店内に足を踏み入れると、色とりどりの花々が迎えてくれ、華やかな空間が広がります。

おしゃれな花瓶やインテリア雑貨も並び、見ているだけで心が弾みます。

階段を上がった2階がカフェスペースになっており、花に囲まれた落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりとカフェタイムを楽しめます。
吹き抜けになった店内は開放感たっぷりで、居心地の良さが魅力的です。

座席はテーブル席のほか、店内中央のプランターを囲むように設けられたカウンター席も用意されているので、ひとりでも落ち着いて過ごすことができます。

・自家製ミートソースとじゃがいものラザニア(1,480円)
・エルダーストロベリーのクリームソーダ(850円)
・キャロットケーキ(850円)
・セットドリンク(380円)

こんがりと焼き上げられたチーズで覆われたラザニアは、トマトにじゃがいも、自家製ミートソースがたっぷり入った具だくさんの一品です。素材それぞれの食感が引き立っていました。
フレンチドレッシングのかかったサラダとミニスープが付いているのも嬉しいポイントです。

こちらは季節限定ドリンクのクリームソーダです。シュワっとしたソーダに甘酸っぱいいちごとバニラアイスのまろやかな甘さが絶妙にマッチしていました。
ちょこんと添えられたエディブルフラワーが可愛らしいです。

食べ応えがありながらもしっとりとしたキャロットケーキは、シナモンの風味とクリームチーズのほどよい酸味が相性抜群でした。

セットドリンク(380円)を注文するとデザートが80円引きになるお得なサービスもあります。
小さな砂時計の砂がサラサラと落ち切ったタイミングで紅茶をカップに注ぎます。
【花Lab.Nocturne 横浜元町店|店舗情報】
| 住所 | 神奈川県横浜市中区元町2-93 ZALETTA元町II |
|---|---|
| 営業時間 | 11:00〜19:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス | みなとみらい線元町・中華街駅5番出口より徒歩5分(222m) |
| 支払い方法 | クレジットカード・電子マネー・QRコード決済対応 |
| 席数 | 36席 |
| 予約 | 可 |
| 駐車場 | 無 |
| TEL | 050-5594-4694 |
※営業時間・定休日は変更になる場合があります。訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
あわせて読みたい
横浜でもう一軒、静かに過ごせる大人のカフェを探すなら、みなとみらいの隠れ家的な一軒もおすすめです。
山手の西洋館めぐり

(出典:横浜山手西洋館)
元町ショッピングストリートを石川町駅方面へ抜け、坂道を10分ほど上ると、西洋館の建つ山手の丘に到着します。
山手西洋館はいずれも入館料無料で見学できます。
館内では靴を脱いでスリッパに履き替えるため、脱ぎ履きしやすく、坂道の多い山手エリアでも歩きやすい靴での散策をおすすめします。
また、移動中には木陰のない場所もあるので、日差しの強い日は日傘があると安心です。
あわせて読みたい
石畳の坂道と点在する洋館は、まるで海外の街を歩いているような気分にさせてくれます。日本にいながら異国情緒を味わえる街は、横浜以外にもあります。
外交官の家

「外交官の家」は、三角屋根が目を引く、クラシカルな洋館です。
美しく刈り込まれた生垣が庭園を彩り、洋館を引き立てる優雅な風景が広がっています。

館内は部屋ごとに雰囲気が異なり、繊細な装飾やステンドグラスなど見どころが豊富でした。

大きな窓からはやわらかな光が差し込み、先ほどの広々とした庭を見渡せます。
また、館内には「ブラフガーデンカフェ(営業時間:10:00~16:30※L.O.16:15)」が併設されており、庭園やみなとみらいを望む景色とともに、軽食やケーキをいただけます。
【外交官の家|施設情報】
| 入館料 | 無料 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30〜17:00 ※喫茶コーナーあり |
| 定休日 | 毎月第4水曜日(祝日の場合、翌日休館)、年末年始 |
| TEL/FAX | 045-662-8819 |
※営業時間・定休日は変更になる場合があります。訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
ブラフ18番館

ミントグリーンが美しい「ブラフ18番館」は、内装も窓枠やドアが緑色で統一されているのが特徴です。

山手西洋館の中では比較的コンパクトな洋館ですが、ゆとりのある間取りで、細部まで工夫が施されています。

1階のサンルームは、三方向がガラス窓になっており、たっぷりの自然光に包まれています。
また、室内にいながら、窓越しにマリンタワーやベイブリッジの眺めを楽しめます。
【ブラフ18番館|施設情報】
| 入館料 | 無料 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30〜17:00 |
| 定休日 | 毎月第2水曜日(祝日の場合、翌日休館)、年末年始 |
| TEL/FAX | 045-662-6318 |
※営業時間・定休日は変更になる場合があります。訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
ベーリック・ホール

外交官の家・ブラフ18番館のエリアから10分ほど歩くと、たくさんの木々に囲まれた大きな邸宅「ベーリック・ホール」にたどり着きます。

ワインレッドのカーペットが敷かれた長い階段には、繊細なアイアンワークが施されたエレガントな手すりが備えつけられています。

階段を上って2階には、洋館の中で唯一子ども部屋として設置された令息寝室があり、見どころのひとつになっています。

壁や家具がブルーで統一され、可愛らしいおもちゃや絵本が並び、遊び心あふれる部屋になっていました。
【ベーリック・ホール|施設情報】
| 入館料 | 無料 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:30〜17:00 |
| 定休日 | 毎月第2水曜日(祝日の場合、翌日休館)、年末年始 |
| TEL/FAX | 045-663-5685 |
※営業時間・定休日は変更になる場合があります。訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
そのほかの山手西洋館
エリスマン邸

緑と白を基調にした爽やかなデザインが特徴的な「エリスマン邸」。
エリスマン邸の中にある「カフェ エリスマン(営業時間:10:00~16:00 ※L.O.15:30)」では、大正ロマンを感じながら、コーヒーやデザートが楽しめます。
山手234番館

「山手234番館」は、外国人向けの共同住宅として建てられた洋館です。
シンプルで親しみやすい雰囲気が魅力で、当時の暮らしの様子を感じながら見学できます。
横浜市イギリス館

「横浜市イギリス館」は、英国総領事公邸として建てられた洋館です。
重厚感のある外観や上品なインテリアが魅力で、英国らしい落ち着いた雰囲気を味わえます。
山手111番館

山手111番館は、赤い瓦屋根と白い外壁が印象的なスパニッシュスタイルの洋館です。
館内にある「カフェ・ザ・ローズ(営業時間:10:00~17:00※L.O.16:30)」は、ローズガーデンを見下ろす眺めの良いカフェです。
港の見える丘公園

山手西洋館をめぐった後は、最後の目的地「港の見える丘公園」へと向かいます。
この公園の名前は、戦後まもなくヒットした流行歌『港が見える丘』にちなんで名付けられたそうです。

公園内にはたくさんの草花が植えられており、花の香りや緑の匂いを感じながら、四季を楽しめます。

訪れたのは7月でしたが、石造りのガゼボでは、新緑の中にわずかに咲き残るピンクのバラを見つけることができました。
バラの見頃は、春が5月中旬から6月中旬、秋が10月中旬から11月中旬なので、満開のバラが彩る季節にも訪れてみたいと思います。

奥へ進むと、美しい噴水のある広場が見えてきます。
丸い噴水を囲むように丁寧に配置された花や木々が美しく、湧き出る水の音も心地よく響きます。

公園内にはベンチも多く設置されており、美しい景色を眺めながら、ひと休みできます。

緩やかなカーブを描く白い柱が特徴的な展望広場は、見晴らしが良く、横浜港や横浜ベイブリッジの全貌を見渡すことができます。

こちらの展望台は、元町のカフェや山手の洋館をめぐった半日の締めくくりにふさわしい終着点です。
【港の見える丘公園|スポット情報】
| 住所 | 神奈川県横浜市中区山手町114 |
|---|---|
| 入園料 | 無料 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 定休日 | 年中無休(但し、フランス山地区、夜間閉門あり) |
| アクセス |
JR京浜東北・根岸線石川町駅より徒歩20分 みなとみらい線元町・中華街駅より徒歩5分 |
| 駐車場 | 有 |
| TEL | 045-671-3648 |
※営業時間・定休日は変更になる場合があります。訪問前に公式サイト等で最新情報をご確認ください。
まとめ|元町・山手で過ごす、心満たされる休日

今回の散策ルートの所要時間は約4時間半でした。
坂道や階段はありますが、歩きやすい靴で途中休憩を挟めば、無理なく回れるコースです。
ひとりでも入りやすい癒しのカフェや、写真に残したくなる美しい西洋館、開放感のある港の景色など、訪れる場所ごとに小さな発見があります。
日常から少し離れた特別な時間を、自分のペースでゆっくり味わいながら、贅沢なひとときを過ごせる街めぐりでした。

安廣萌絵
ライター
都内を中心に活動しているライター。街歩きやカフェを題材に、現地で感じた空気や時間の流れ、その場にしかない感覚を大切にしながら、情景が伝わる文章を執筆。実体験をもとに、思わず足を運びたくなるような記事づくりをお届けします。
Feature
特集記事

