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【廣尾稲荷神社】「願いが叶う」と話題?YouTuberも注目の黒龍の天井画があるパワースポットを実体験レポ
INDEX

最近では、YouTubeなどでも取り上げられたことをきっかけに、「願いが叶う神社」として話題になっているスポットがあります。
都心・広尾に、天井に「黒龍が宿る」と噂される神社があるのをご存知でしょうか。
今回は、そんな神秘性を持つ廣尾稲荷神社へ実際に足を運んでみました。
その魅力をひとつずつ紐解きながら、見どころや御朱印・限定お守りについてもご紹介します。
あわせて後半では、周辺で立ち寄りたい広尾ならではのグルメスポットやカフェも取り上げていきます。
そもそも広尾ってどんなところ?

渋谷・恵比寿・六本木・青山に囲まれた立地にありながら、落ち着きのある街、広尾。
高級住宅街として知られ、都心へのアクセスの良さを持ちながらも、喧騒から少し距離を置いた静かな環境が広がっています。
また、大使館やインターナショナルスクールが点在していることから、日常の中に異文化が溶け込む国際色豊かなエリアでもあります。

駅周辺にはお洒落なカフェやレストランが並び、洗練された街並みの中でゆったりと過ごすことができます。
緑豊かなスポットも多く、のんびりと充実した休日を楽しむのにぴったりの場所です。
廣尾稲荷神社とは|広尾にある歴史ある神社

廣尾稲荷神社は、江戸時代初期の慶長年間(1596年〜1615年)、徳川秀忠によって創建されたと伝えられる歴史ある神社です。
かつてこの地は萩の名所で、「ハギナメ稲荷」と呼ばれていた歴史もあります。
御祭神とご利益
・御祭神
「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」
・ご利益
商売繁盛・五穀豊穣・火除けなどのご利益があるとされています。
廣尾稲荷神社の境内
鳥居

広尾駅から徒歩2分の場所に鎮座する「廣尾稲荷神社」。
土曜のお昼前に訪れたため、街中は人通りがあるものの、騒がしさはあまり感じませんでした。
少し歩いて一本裏道に入ると、ビルや住宅に囲まれた中に、ひっそりと佇む神社へと辿り着きます。
参道

鳥居をくぐると右手に参道が続いています。
やわらかな光の中、新緑が境内に彩りを添えていました。
赤や緑の龍が描かれた絵馬も多く並び、目を引きます。
狛犬と神狐像


そして目に入るのが、両側に佇む狛犬の姿です。
他の神社の狛犬に比べ、どこかすっきりとした佇まいが印象的でした。

社殿の左奥には神狐像が配置されています。
手前の白く新しい狛狐の奥にも、より風合いのある狐像が並んでおり、さらにその右横には、珍しい造形の狐像が見られました。
手水舎

まずは、参道の左手にある手水舎の水で心身を清めます。
冷たい水に触れていると、自然と気持ちも整っていく気がします。
拝殿

そのまま拝殿へと進み、静かに手を合わせてお参りしました。
廣尾稲荷神社の見どころ
御神木
境内にある大きな御神木は、ひときわ存在感を放っています。

弘化二年(1845年)に発生した火災で、御神木内部は焼けてしまったそうですが、
外皮が残っていたことで命をつなぎ、今も青々とした葉を広げながら悠然とそびえ立っています。

樹齢400年を超えるこのイチョウの御神木は、港区保護樹木にも指定されています。
天井墨龍図

拝殿の天井に描かれている「墨龍図」は、幕末から明治時代に活躍した画家・高橋由一による作品で、港区の指定文化財にもなっています。
(出典:港区立郷土歴史館)
近年では、この黒龍についてYouTubeなどでも取り上げられることがあり、「印象的だった」「不思議と惹きつけられる」といった声が紹介されていることから、注目が集まっています。
もちろん、こうした話は個人の体験や感想によるものですが、それでも多くの人が関心を寄せている存在であることは確かです。
実際に見上げてみると、天井いっぱいに広がる黒龍の姿は圧倒的な迫力。
思わず足を止めて見入ってしまうような、不思議な存在感を放っていました。
この作品は、高橋由一がまだ20歳前後の頃、洋画の道へ進む前に描いたものとされています。
のちに日本の洋画を切り拓くことになる画家の原点とも言える作品が、こうして時を経た今でも残り続けていることに、どこか特別な重みを感じます。

社務所の方にお声かけすると、中に上がらせていただき、天井画をすぐ近くで拝見することができます。
靴を脱いで中に入るため、訪れる際はその点も覚えておくと安心です。

見上げると、天井一面に力強く翔ぶ黒龍の姿が描かれていました。
間近で見ることで、その迫力や繊細な筆使いをより一層感じることができます。
息を飲むような躍動感に思わず見入ってしまいました。
御朱印・授与品
御朱印

御朱印は2種類から選べます。
・天井画切り絵御朱印(1200円)
・御朱印(1000円)
どちらも龍の絵柄が描かれています。
お札・絵馬

・天照皇大神宮(1200円)
・廣尾稲荷神社(1000円)
・竃三柱大神(1000円)
・絵馬(各800円)
絵馬は、緑の龍・赤の龍・だるまの絵柄の三種類です。
お守り

・御守(各700円)
勝守、商売繁盛、厄除開運、交通安全、安産、縁結びなど様々なお守りが揃っています。

・祈御守(1000円)
こちらは廣尾稲荷神社限定とのことで、今回はこの「祈御守」をいただきました。

表面は「祈」の文字を、豊穣の象徴である稲が包み込むように表現されています。
白いお守り袋に金色の文字が映え、上品でやわらかなデザインです。

裏面には龍の絵柄があしらわれており、拝殿の天井画に描かれた龍と呼応しています。
廣尾稲荷神社|施設情報
訪問前にチェックしておきたい基本情報をまとめました。
| 住所 | 東京都港区南麻布4-5-61 |
|---|---|
| 参拝可能時間 | 24時間 |
| 社務所受付時間 | 10:00〜17:00 |
| 混雑しやすい時間帯 | 土日祝の11:00〜15:00 |
| アクセス | 東京メトロ日比谷線「広尾駅」1番出口より徒歩2分 |
| 駐車場の有無 | 無し |
| TEL | 03-3444-3467 |
| FAX | 03-3444-3560 |
周辺カフェ・グルメ
参拝のあとは、広尾ならではのおしゃれなカフェ巡りも楽しみのひとつ。
徒歩圏内に魅力的なお店が点在しているため、散策とあわせて訪れてみるのがおすすめです。
BONDI CAFE(ボンダイカフェ)

廣尾稲荷神社から駅方面へ戻りながら歩くこと約3分。
裏路地を抜けた先に現れる「BONDI CAFE」は、お店をぐるりと囲むウッドデッキ調のテラス席が印象的です。
ペット同伴も可能で、犬連れで訪れている方の姿も見られました。

シドニーのボンダイビーチをイメージした店内は、天然木の温もりを感じる大きなテーブルや椅子、サーフテイストのインテリアで統一されており、南国リゾートのような雰囲気が広がります。
開放的な空間には自然光がたっぷりと差し込み、店内は賑わいの中にも心地よさが感じられました。

今回は、大きな緑色のパラソルのあるテラス席でランチをいただきました。
この日いただいたのはこちら。

・ブレックファーストプレート(1,650円)
・エッグスベネディクト(1,540円)
・季節野菜のピクルス(935円)
・フレッシュバナナミルク(825円)
・コーラゼロ(770円)

厚切りで大きなベーコンはジューシーで、スクランブルエッグもふわとろでした。
自家製全粒粉ブレッドもふかふかしていてとっても美味しかったです。
ちなみにスクランブルエッグは、目玉焼き・ポーチドエッグにも変更可能とのことなので、お好みでカスタムできるのも魅力です。

エッグスベネディクトは、自家製の濃厚なオランデーズソースととろけるポーチドエッグの相性が抜群。
ピクルスも程よい酸味でアクセントになりました。

フレッシュバナナミルクは、甘すぎずさっぱりと飲みやすかったです。
コーラが瓶のまま提供されるのも嬉しいポイントです。
「BONDI CAFE」は朝の9時から営業しているので、モーニングにランチ、ディナーと様々な時間帯で楽しめそうです。

とにかくメニューが豊富なので、何を食べるか迷ってしまいます。
スイーツのフレンチトーストも名物みたいなので、次回は挑戦してみたいと思います。
BONDI CAFE 広尾|店舗情報
| 住所 | 東京都港区南麻布5-15-9 バルビゾン70 1F |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜23:00(L.O.料理22:00 ドリンク22:20) |
| 定休日 | 年末年始 |
| アクセス | 東京メトロ日比谷線「広尾駅」1番出口より徒歩1分 |
| 支払い方法 | クレジットカード・電子マネー対応 |
| TEL | 03-5422-9449 |
MELTING IN THE MOUTH(メルティング イン ザ マウス)
「BONDI CAFE」を出て、大通りを挟んで反対側に渡り、広尾散歩通りの方へと入って行きます。
ここは商店街になっており、通りには老舗から新しいショップまで、様々なお店が並んでいます。

そんな中、街を散策していると、裏路地にある「MELTING IN THE MOUTH」に到着しました。
広尾駅からは徒歩4分のところにあります。
「MELTING IN THE MOUTH」のソフトクリームは思わず写真を撮りたくなるビジュアルで、SNS映えするスイーツとしても人気です。

打ちっぱなしのコンクリートの壁にはアメリカンでポップな可愛らしい装飾や小物が並び、店内を彩っていました。
こちらもペット入店可なので、愛犬とのお散歩がてらでも立ち寄れます。
店内でもテイクアウトでも楽しめそうです。

・オリジナルソフトクリーム(500円)
・塩キャラメルプレッツェル(650円)
テーブルの上には、溶けたソフトクリームを模したおもちゃが置かれています。
そしておもちゃのようなソフトクリームがやって来るので、どちらが本物かわからなくなってしまいそうです。
なめらかで軽い口どけで、甘すぎず、それでいてミルク感がしっかりとしたソフトクリームでした。
「MELTING IN THE MOUTH」の名前通りの食感です。

ソフトクリームだけではなく、クッキーやケーキ、マフィン、クロッフル(クロワッサンとワッフルが融合したスイーツ)など幅広いラインナップなので、何度訪れても新しい楽しみに出会えるのが魅力です。

MELTING IN THE MOUTH|店舗情報
| 住所 | 東京都渋谷区広尾5-17-10 MKビル 1F |
|---|---|
| 営業時間 |
月・火・水・木・金 土・日 |
| アクセス | 東京メトロ日比谷線「広尾駅」2番出口より徒歩4分 |
| 支払い方法 | クレジットカード・電子マネー・QRコード決済対応 |
| TEL | 03-6459-3838 |
まとめ|広尾で出会う、心ほどけるひととき
都心にありながら、穏やかな時間が流れる廣尾稲荷神社。
境内はコンパクトながらも見どころが点在しており、特に拝殿の天井に描かれた黒龍は圧巻でした。
周辺には居心地の良いカフェも多く、休日に散策とあわせて訪れるのもおすすめです。
都会の中でふと一息つきたいとき、心を整えたいときにぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


安廣萌絵
ライター
都内を中心に活動しているライター。街歩きやカフェを題材に、現地で感じた空気や時間の流れ、その場にしかない感覚を大切にしながら、情景が伝わる文章を執筆。実体験をもとに、思わず足を運びたくなるような記事づくりをお届けします。
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