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ママ友「私の従姉妹の親友、あの園長なんだ」異動した園長の嫌がらせをそっと打ち明けた直後、血の気が引いた

ママ友「私の従姉妹の親友、あの園長なんだ」異動した園長の嫌がらせをそっと打ち明けた直後、血の気が引いた
やっと話せると思った相手
子どもが通う保育園の園長から、私はずっと嫌がらせを受けていた。
持ち物に毎回しつこく難癖をつけられ、他の保護者がいる前でわざと嫌味を言われる。誰かに相談したくても、相手は園のトップだ。
話せば子どもに何かあるかもしれない。そう思うと、ずっと口を閉ざすしかなかった。
その園長が、上の子の卒園と同時に姉妹園へ異動した。
これでようやく、誰かに打ち明けられる。重い荷物を下ろせる気がして、私は少しだけ息をついた。
ある日の買い物先で、同じクラスのママに声をかけられた。
「久しぶり!元気にしてた?」
「うん、なんとか。実はちょっと、聞いてほしいことがあって」
誰にも言えなかった話を、ようやく外に出せる。私は声をひそめて、これまでのことをそっと打ち明けはじめた。
血の気が引いた一言
「前の園長先生に、けっこうきついことをされてて…」
彼女はうなずきながら、静かに聞いてくれていた。
だから安心して、もう少しだけ具体的に話そうとしたとき、彼女がふと、何かを思い出したように言った。
「私の従姉妹の親友、あの園長なんだ」
一瞬、頭が真っ白になった。
「えっ……」
「うん、すごく仲良いみたいで。よく名前聞くよ」
悪気のない、ただの世間話の口ぶりだった。
それがかえって、私の足元を崩していく。
今、私が話した内容は、彼女から従姉妹へ、従姉妹からあの園長へ、巡り巡って届くかもしれない。
「……あ、ううん、大した話じゃないの。ごめん、忘れて」
慌てて言葉を引っ込めたけれど、もう遅い。彼女も少し驚いた顔をしていた。買い物袋を提げる手に、じっとりと汗がにじんでいた。
お迎えの帰り道に
嫌な予感は、数日後に現実になった。
下の子のお迎えに行ったときのことだ。園庭の隅、植え込みの陰に、見覚えのある人影があった。異動したはずの、あの園長だった。
「どうして、ここに…」
声に出すこともできず、私はその場に立ちすくんだ。
園長は身を隠すようにしながら、こちらをじっと見ていた。すごい形相だった。挨拶をするでも、近づいてくるでもなく、ただ物陰から、私の様子を探るように睨み続けている。
目が合った気がして、慌てて子どもの手を引いた。心臓がいやな音を立てていた。
あの日、私が打ち明けた相手の従姉妹。その親友があの園長。細い糸が、見えないところで一本につながっていた。
世間は、思っているよりずっと狭い。誰が、どこで、誰とつながっているのか、本当のところは何もわからない。
あれ以来、私は園で誰かと話すたびに、その背後にいる顔の見えない誰かを想像してしまう。植え込みの陰から向けられた、あの視線の冷たさが、今も背中に張りついて離れない。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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