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「ほっとくわけにはいかない」酔っ払い同士のトラブル。周りが見て見ぬふりする中、下した決断とは

沖縄旅行の夜に
去年の夏、僕は友人と二人で、沖縄を旅していました。
その日の夜は、那覇の国際通りをぶらぶらと歩いていたのです。
夜も遅い時間でしたが、通りにはまだ人が多く、南国らしいにぎわいが残っていました。
楽しい気分で歩いていると、少し先のほうから、ただならぬ大声が聞こえてきました。
何ごとかと目をやって、僕は思わず足を止めました。
二十代の後半くらいでしょうか、二人の男性が、道の端でつかみ合いになりかけていました。
遠巻きに見るだけの人たち
二人とも、足もとがおぼつかない様子でした。どうやら、かなり酔っているようです。
声を荒らげ、互いの胸ぐらをつかんでは、今にも殴り合いが始まりそうな険しい空気が漂っています。
けれど、まわりを見て驚きました。通りかかった人も、近くの店の人も、みんな遠巻きに眺めているだけなのです。
誰かが止めるだろう。きっと、その場の全員がそう思っていたのでしょう。
関わりたくないという気持ちも、わからなくはありません。
それでも、このまま見過ごせば、取り返しのつかないことになりそうでした。
とはいえ、酔って興奮した二人のあいだに、僕がひとりで割って入る勇気は、正直ありませんでした。
下手に手を出せば、こちらが巻き込まれてしまいます。
コンビニへ駆け込んで
迷っている暇はありませんでした。僕はとっさに、すぐ近くにあったコンビニへ駆け込んだのです。
「すみません、外でけんかになりそうなんです。警察を呼んでもらえますか」
レジにいた店員さんは、事情をのみ込むと、すぐに電話をかけてくれました。
ほどなくして、パトカーが到着します。おまわりさんが二人のあいだに入ると、あれほど荒れていた場は、うそのように静まっていきました。
あとで耳にしたところでは、飲み代の支払いをめぐる、酔った客同士の言い争いがきっかけだったそうです。
事情を聞かれた二人は、やがて別々に連れていかれ、騒ぎはすっかり収まりました。
傍観していたら、きっと悔いが残ったと思います。
自分の手で止められなくても、助けを呼ぶという形なら、僕にもできることがありました。
友人が「よく動けたな」と言ってくれて、僕はようやく胸をなでおろしたのです。
見て見ぬふりをしなくてよかったと、心から思いました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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