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「まだ選んでいるのかな」なかなか進まないバイキングの列。だが、前で選んでいる人物の行動に呆れた理由

「まだ選んでいるのかな」なかなか進まないバイキングの列。だが、前で選んでいる人物の行動に呆れた理由
朝食バイキングの列で
出張先のホテルで、朝食バイキングを利用したときのことです。
時間帯が重なったのか、料理の並ぶコーナーには、それなりの人が列を作っていました。
私も皿を手に、順番を待っていました。
旅先の慌ただしい朝でしたが、温かい料理を選ぶ時間は、少しだけ楽しみでもありました。
ところが、私のすぐ前に並んでいた人が、なかなか動きませんでした。
トレーを持ったまま、料理の前でずっと立ち止まっているのです。
「まだ選んでいるのかな」と、はじめは軽く思っていました。誰にでも、迷う朝はあるものだからです。
気にする様子のない人
けれど、その人はスマートフォンに目を落としたまま、いっこうに動く気配がありません。
後ろに何人も並んでいるのに、まるで気にしていない様子でした。
ようやく動いたと思うと、今度は取った料理を一度皿に載せてから、「やっぱりこっち」とばかりに元へ戻し、別の料理を選び直しています。
さらに驚いたのは、その量でした。とても食べきれないだろうという勢いで、次から次へと皿に盛っていきます。
パンも卵料理もサラダも、まるで品評でもするように、手当たり次第に載せていくのでした。
後ろの列は、じりじりと伸びていきます。それでも、その人が振り返ることは、一度もありませんでした。
割り切れない朝食
席に戻ってからも、私はつい、その人のテーブルに目がいってしまいました。
案の定、皿の上には料理が山盛りのまま、いくつも並んでいました。
半分も手をつけないうちに、その人は箸を置いてしまったように見えたのです。
後になって、私は同行者に、思わずこぼしてしまいました。
「スマホ見ながら、マイペースで選んでたの」
同行者は「それは嫌だね」と苦笑いするだけでした。
強く責めるほどの出来事でもなく、注意する筋合いもありません。
朝食バイキングで、ここまで周りを気にせず振る舞えるものなのか。
呆れると同時に、どこか不思議な気持ちにもなりました。
誰かが大きく困っていたわけでもありません。
ただ、あの光景の落ち着かなさだけが、今も妙に心に残っています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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