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「うちの息子優しいでしょ〜」初めての挨拶でマウントをとる義母。だが、夫の一言で状況が一変

空港の到着ロビーで、私だけ素通りされた
夫の実家へ挨拶に行くため、遠方の空港まで飛行機で向かった。
義両親が車で迎えに来てくれるとのことで、失礼のないようにと頭の中はそのことばかりだった。
機内でも何度も自己紹介の言葉を反芻し、手土産の紙袋を膝にきつく抱えていた。
到着ロビーに義母と義妹が立っていた。私が一歩前に出て挨拶しようとした、その瞬間。
「おかえり、◯◯〜」
義母が満面の笑みで夫の名前を呼ぶ。続いて義妹が駆け寄ってくる。
「おかえりお兄ちゃーん」
義妹は夫の腕に当たり前のように絡みついた。私の存在は、まるで視界に入っていない。
挨拶のために用意していた言葉が、宙ぶらりんのまま喉に引っかかった。
何度も頭の中に疑問符が浮かぶ。私は半歩下がり、自分のキャリーバッグを引きながら二人の後についていく形になった。
一旦落ち着こうと自分に言い聞かせ、車の後部座席に乗り込んだ。
車内で始まった「私のときは」マウント
車が走り出すと、義母は早速こちらを振り返って言った。
「◯◯ちゃん、うちの息子優しいでしょ〜」
はい、優しいですと答えながら、私は素直な感謝を口にした。
先日体調を崩したとき、夫が湯豆腐とお粥を作ってくれて本当に嬉しかったと伝えた。
お義母さんに育てていただいたおかげですと、丁寧に言葉を添えたつもりだった。
ところが義母の表情が一瞬で曇り、そして妙な勝ち誇り顔に変わる。
「私のときはハンバーグもデザートも作ってくれた」
息子に同意を求める語尾、自慢げな声色。
気の短い私はもう車から降りたい気分だった。隣の義妹も、私たちが一番じゃないのと言いたげな顔で口を尖らせている。
義母の自慢話はその後も延々と続いたが、私の耳はもう完全にシャットアウト状態だった。
夫の一言で、義母が唇を噛んだ瞬間
泣いてしまおうかと唇を噛んだ、まさにそのとき。
運転席の夫が、前を向いたまま静かに口を開いた。
「俺、こんなに何でもしてあげたいって思ったの、◯◯が初めてなんだよね」
車内の空気が止まった。バックミラー越しに見えた義母の顔は、唇を強く噛んでいた。何とも言えない、悔しそうな表情だった。
横の義妹も口を半分開けたまま、え、私たちが一番じゃないの、という顔で固まっている。ハンバーグもデザートも、その勝ち誇った自慢が一瞬で塗り替えられた音が、聞こえた気がした。
ずっと胸の中で渦巻いていたイライラが、その瞬間に一気に晴れていった。
夫と一緒になってよかった、と心から思えた帰り道だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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