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「お前の年収、俺より高いのかよ」稼ぎを妬んだ彼。だが、別れた後の行動に絶句

お前の年収俺より高いのかよ稼ぎを妬んだ彼だが別れた後の行動に絶句

浴衣を喜んだ彼の豹変

社会人になって5年目、私は婚活の場で職人の彼と知り合いました。無骨だけれど真面目な人で、付き合い始めた夏には、浴衣を着て二人で花火大会に出かけたものです。

「その浴衣、すごく似合ってる」

そう言って目を細める彼を、私も心から好きだと思っていました。お互いを想い合う、穏やかな関係のはずでした。

歯車が狂ったのは、冬のボーナスの額をうっかり口にした日からです。私の金額を聞いた彼の顔から、すっと表情が消えました。

「お前はいいよな」

それからというもの、彼は口を開けば私の稼ぎを持ち出すようになりました。

「お前の年収、俺より高いのかよ」

「そんなことないよ、普通に働いているだけだよ」

私がそう返しても、彼の嫌味は日に日に増えていきます。ある夜には、こう吐き捨てられました。

「30万のボーナス、俺より多いのかよ」

好きだったはずの人が、お金の多寡でしか私を見なくなっていました。会うたびに機嫌をうかがい、収入の話題を避けるように言葉を選ぶ。そんな窮屈な付き合いに、私はだんだん疲れ果てていったのです。

クリスマスイブの押しかけ

付き合って3か月目の11月、私はとうとう別れを切り出しました。

「ごめんなさい、もう別れたい」

彼は意外にもあっさり引き下がりました。けれど、去り際にこう言い残したのです。

「分かった。今は別れても、もしお互いクリスマス1人だったら連絡する」

その執着めいた言い方に、ぞくりとしました。それでも、ひとまず離れられたことに私は胸をなでおろしていたのです。

別れてからの数週間は、久しぶりに穏やかな時間でした。もう稼ぎのことで嫌味を言われることもありません。私はようやく、肩の荷が下りた気がしていました。

ところが迎えたクリスマスイブ、彼から一通のメッセージが届きました。

「会いに来た」

心臓が跳ねました。彼は私の最寄り駅にいると言うのです。幸い、付き合っていた頃の私は、本当とは別の駅を最寄りだと偽っていました。

この人は、別れても私を諦める気がない。そう悟った瞬間、私はその足で携帯ショップへ駆け込みました。機種ごと買い替え、電話番号を新しく変えたのです。

番号を変えたその夜から、彼の連絡は二度と私に届かなくなりました。押しかけたくても、もう手段すら残っていません。

静まり返った部屋で、私は久しぶりに深く息を吸いました。好きだった人を切るのは、少しだけ苦い決断でした。それでも、私の稼ぎを妬む相手にすがる理由など、どこにもなかったのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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