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「子供置いてきますね!」玄関に子供を置いて、勝手に預けたママ友。あまりの図々しさに正論をぶつけた結果

「子供置いてきますね!」玄関に子供を置いて、勝手に預けたママ友。あまりの図々しさに正論をぶつけた結果

玄関先に、子どもだけ

幼稚園で同じクラスの子が、うちに遊びに来るようになりました。

その子の家は知らず、母親ともとくに親しいわけではありません。

初めてのその日、母親はインターホン越しに、用件だけを告げました。

「子供置いてきますね!」

上がりもせず、子どもの背中を軽く押して、彼女はそう言い残します。

「五時にはお迎えに来ますから」

そう言うなり、返事も待たずに車へ戻っていきました。

まだ年中の小さな子を、初めて訪ねた家に置いてです。

私が声をかけたときには、もう車は角を曲がったあとでした。

ぽかんと立ち尽くす私の足元で、その子は不安そうに見上げています。

知らない家に一人残された子に、罪はありません。

私はその手を取って、とりあえず家に上げるしかありませんでした。

毎回、お礼も時間もなかった

驚いたのは、それが一度きりではなかったことです。

次も、その次も、預け先はいつも我が家でした。

迎えの時間は、いつも遅れます。

約束の五時を過ぎ、六時になっても、連絡ひとつありません。

「もう暗いのに、ママ来ないね」

玄関で外を見つめる子どもの背中を見るたび、胸が痛みました。

預かること自体は、かまいません。

ただ、あまりに当たり前のように甘えられることが、少しずつこたえていったのです。

「遅くなってごめんなさいの一言も、ないのね」

手土産のお菓子はおろか、お礼の言葉すら、一度も聞いたことがありませんでした。

ある夕方、ようやく現れた彼女に、私はきちんと向き合うことにしました。

「ちょっと、お話しさせてください」

穏やかに、けれどはっきりと、私は伝えます。

「うちは、託児所ではありません」

彼女の顔から、笑みが消えました。

「お礼も、お約束の時間も守れないなら、もうお預かりできません」

「そんな、大げさな」

言いかけた彼女は、こちらの目を見て、口をつぐみます。

しばらくうつむいたあと、小さく頭を下げました。

「…すみませんでした」

言いたいことを飲み込んでいたのは、私のほうも同じでした。

けれど、うちは託児所ではありません。

都合よく使われるだけの関係を、ずるずると続ける必要はなかったのです。

それきり、子どもを置いていくことはなくなりました。

園で会っても、決まり悪そうに会釈するだけです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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