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「二度と来ないでほしい、内輪だけの集まりよ」私だけ誘わず集まっていたママ友→深追いをやめて気持ちが軽くなった瞬間

「二度と来ないでほしい、内輪だけの集まりよ」私だけ誘わず集まっていたママ友→深追いをやめて気持ちが軽くなった瞬間
笑顔で誘われた春
娘が幼稚園に上がった春、私はすぐに数人のママ友と親しくなった。
「今度みんなでランチしましょうよ」
グループの中心にいるママは、いつも明るくそう声をかけてくれた。
「ぜひ。お店、私が探しておきますね」
知り合いのいない土地に越してきたばかりの私にとって、気軽に誘ってくれるその輪は、本当にありがたかった。
子ども同士も気が合って、送り迎えのたびに立ち話が弾む。休みの日には公園で待ち合わせ、お互いの家を行き来することもあった。やっとこの町に居場所ができたのだと、私は思っていた。
ところが初夏を過ぎたころから、少しずつ様子が変わっていった。
いつの間にか集まりの話が私にだけ届かなくなり、後日SNSに、楽しそうなお弁当会の写真が上がっていた。写っているのは、いつものメンバー。そこに私だけがいなかった。
最初は、たまたま予定が合わなかったのだと思い込もうとした。けれど、そういう集まりは、一度きりではなかった。
輪に入ると止まる会話
それでも、送り迎えで顔を合わせれば相手は笑顔だった。
「おはよう、今日も暑いね」
「おはようございます。ほんと、まいっちゃいますね」
けれど私が数人の輪に近づくと、さっきまで弾んでいた会話が、すっと止まる。それが何度も続いた。
楽しげな笑い声が、私の一歩で途切れる。その繰り返しに、心が少しずつすり減っていった。
理由を聞きたくても、子ども同士は仲が良い。角を立てて娘の居場所を奪いたくなくて、私は何も言えなかった。
幼稚園の門をくぐるたび、胃がきりきりと痛んだ。
ある朝、園庭の隅で、中心のママが別のママにこう話しているのが聞こえてしまった。
「二度と来ないでほしい、内輪だけの集まりよ」
心臓が冷えた。それでも同時に、ずっと見えなかった答えが、やっとはっきりした。
深追いをやめた日
私は、輪の中に戻ろうとするのをやめた。
(誘われない集まりを気にするのは、もう終わりにしよう)
SNSを開いて胸を痛めるのも、全部やめる。その代わり、娘との時間を大事にした。
「ママ、今日ね、鉄棒で前まわりできたんだよ」
「すごいじゃない。帰りに公園で見せてよ」
降園後は二人でおやつを選び、公園に寄ってから帰る。そんな毎日が、何より心地よかった。
不思議なもので、深追いをやめた途端、あれほど痛んだ胃が静かになった。
送り迎えでは、これまで通り誰にでも笑顔で挨拶する。ただ、無理に輪へ入ろうとはしない。
「ママ、次はさかあがりも見ててね」
「もちろん。ちゃんと見てるよ」
大人の輪に自分の居場所を探すのをやめたら、世界はこんなにも軽かった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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