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妻「夫の飲み残し、マジで毎回イラっとするんですよ」と義母に愚痴った。だが、義母の一言に思わず絶句

毎回ひと口残されるペットボトル
結婚して数か月の私には、地味に消耗する小さな癖がひとつあった。
夫はペットボトルの飲み物を、毎回ひと口分だけちょこっと残す。
そのまま机に置きっぱなしにして部屋を出ていく。中身を捨て、軽くゆすぎ、ラベルを剥がして分別するのは決まって私の仕事だった。
たった数十秒の作業のはずなのに、何度も繰り返されると胃のあたりがざらつく。お茶のペットボトル、スポーツドリンク、ブラックコーヒー。
種類を問わず、必ずひと口分のぬるい液体が底に残っている。
捨てるたびに「もう少し飲んでくれてもよくない?」という小さな問いが頭の中で増えていく。
「全部飲んでから置いてくれたら、ほんとに楽なんだけどな」
そう何度伝えても、夫は「あー、ごめんごめん」と笑うだけで翌日もまた同じ位置に同じ飲み残しが鎮座する。
注意したそばから別のペットボトルが机に置かれている朝もあった。新婚ならではの細かなストレスが積み重なっていた春先のことだった。
義実家の食卓で出た爆弾発言
義実家に集まって食事をする日があった。義両親と夫、私で囲んだ食卓は和やかで、こんな日くらいは溜めていた愚痴を冗談に混ぜてもいいかな、と気が緩んでいた。
テーブルの端に置かれた夫のペットボトルを指さして、私はわざと困り顔を作った。
「夫の飲み残し、マジで毎回イラっとするんですよ」
夫が苦笑する。義父が「あいつ、昔からやな」と苦笑いで頷いた。
義母も一緒に呆れてくれるはずだ、と私はどこかで期待していた。
場が笑いに包まれかけた、そのときだった。義母が手を叩いて大きく笑った。
「ハハハ、それ私がよくするねん」
悪びれもなく、むしろ親近感を込めた声色だった。
義母の前のテーブルには、まさにひと口分だけ残ったお茶のペットボトルが、夫のものとそっくりな角度で置かれていた。
指摘されるまで誰も気にしていなかった、長年その家の景色だったのだろう。
一瞬で笑顔のまま固まる私。夫の癖の出どころが、目の前で晴れやかに自白された瞬間だった。
やば、あんたかい。心の中でだけ叫びながら、私は引きつった笑顔を保つしかなかった。
血は争えないとは本当だったのだ。夫の癖をなおすのは、たぶん私の一生分の課題になる。背筋にひんやりと冷気が走った義実家の昼下がりだった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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