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「気が利かない人ね」朝6時に10人分の朝食を丸投げする義母。だが、夫が放った一言に義母が黙り込んだ

「気が利かない人ね」朝6時に10人分の朝食を丸投げする義母。だが、夫が放った一言に義母が黙り込んだ
親戚が集まると豹変する義母
結婚して最初のお盆。
義実家に帰省するのは初めてで、ささやかな緊張と一緒に泊まりの荷物をまとめました。
普段の義母は穏やかで、電話越しでも気遣いを忘れない人です。
手土産には地元の老舗の和菓子を奮発して選び、髪も少し整えて出かけました。
きっと初日も笑顔で迎えてくれる、そう信じていました。
ところが、家のチャイムを鳴らした瞬間から空気が違いました。
玄関には義姉夫婦と従姉妹たち、そのまた親戚と十人近くが集まっていて、義母は私を見るなりこう言いました。
「台所は全部お願いね」
笑顔ですが、有無を言わせない口調です。義姉はすでにリビングのソファに陣取り、テレビをつけて麦茶のグラスを傾けています。
隣に義母が腰を下ろし、二人並んでこちらに背を向けたきり。さっきまでの穏やかさはどこにも見当たりませんでした。
朝6時の叩き起こしと笑いながらの一言
翌朝、まだ外が薄暗いうちに襖が開きました。時計を見ると6時前。義母の声が容赦なく飛んできます。
「気が利かない人ね」
布団から起き上がる前に放たれた一言でした。
台所に立てば、十人分の朝食を一人で並べ、片付けと同時に昼食の下ごしらえまで進める段取り。
義母と義姉はリビングのテレビの前で湯呑みを傾け、ときどき笑い声を上げています。
極めつけは昼食前、親戚一同が揃った居間でした。
義母は私のほうへ顎をしゃくりながら、満面の笑みで口を開きます。
「この子、ホントに気が利かないのよねぇ」
箸を持つ手が止まりました。隣の夫を見ても、「母さんの機嫌が悪くなるから」と小声で囁くだけで、笑い声に追従するように苦笑しています。
私はその場で何も言い返せず、空になった皿を黙って下げにいきました。
その夜、寝室に戻ってから夫に静かに告げました。「来年もこれなら、私はもう帰省しない」。声は震えていましたが、芯はぶれないように腹に力を入れて言いました。
翌朝、まだ外が暗いうちに目が覚めると、隣に夫の姿がありません。
台所をのぞくと、夫が一人でフライパンを握っていました。義母が「あなたが何してるの」と顔を出した瞬間、夫はこう返したのです。
「母さん、全部押し付けるのはやめて」
義母は不満そうに口を噤み、義姉も黙ってリビングに引っ込みました。
夫はそのまま私を呼び、「今日は二人で朝食を仕上げよう」と魚をひっくり返しながら言いました。その朝の食卓は、いつもよりずっと静かでしたが、空気は妙に澄んでいました。それ以来、親戚が集まる場でも私一人に家事を丸投げすることは一度もなくなりました。夫の一言で、義母の「嫁スイッチ」がぱたりと消えた朝でした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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