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夫「クローゼット空けといたよ」妊娠中の妻に気遣う優しい夫→週末に開けた扉の中を見て、背筋が凍った

夫「クローゼット空けといたよ」妊娠中の妻に気遣う優しい夫→週末に開けた扉の中を見て、背筋が凍った
行動の早さに感動した週末
妊娠8ヶ月、お腹が目立ち始めた頃の話だ。
リビングのソファで膨らんだお腹をさすりながら、夫と赤ちゃん用品の話をしていた。ベビーベッドの置き場所、おむつのストック、肌着の収納。とにかく物が増える未来しか見えなかった。
「子どもが産まれたら物が増えるよ。クローゼット整理しないとね」
そう何気なく言っただけだった。夫は曖昧に頷いて、特に返事もしなかった。
普段から家事は腰が重く、頼んだことを一度で動いた試しがない人だ。期待もしていなかった。
ところが翌週の土曜、買い物から帰ると寝室の扉が開いていた。中を覗いて思わず声が出た。夫が自分のクローゼットを4分の1ほど空っぽにしてくれていたのだ。シーズン外のスーツやスポーツ用品が床に積まれ、棚板まで丁寧に拭いてある。振り返った夫が照れたように笑って言った。
「クローゼット空けといたよ」
頼んだ翌週に動いてくれたことなんて、結婚3年間で一度もなかった。それが私の一言で、しかも自分のスペースを譲ってくれた。
胸が熱くなった。母になる私を、ちゃんと支えてくれているんだと信じた。その夜は感謝が止まらなくて、夕食の席でも何度もお礼を口にした。
数日後、扉の奥で蠢いていたもの
違和感が芽生えたのは3日後の夜だった。
仕事から戻った夫が、私に挨拶もせずにまっすぐ寝室のクローゼットに向かう。普段なら玄関でネクタイを緩めながらスマホをいじるはずなのに、その日は鞄も置かずに直行した。
扉の前で何やら小声で話しかけている。生き物に呼びかけるような、優しい声色だった。近づくと、夫はパッと扉を閉めた。
「何見てるの」
「いや、何でもない。早く寝よう」
その夜、私は確信に近い予感を抱えて眠れなかった。
翌朝、夫が出勤した直後にあの扉を開けた。中に積まれていたのは赤ちゃん用の収納ケースではなかった。
爬虫類用のプラケースが十数個。電源コードが床を這い、保温ランプが赤く点っている。
ガラス越しに、小さな生き物が舌を出してこちらを見ていた。ヤモリだった。
夫に問い詰めると、悪びれずに答えた。相談もなく数日前に通販で複数匹を購入し、私の妊娠を口実に空けた場所は、最初から全部この趣味のためだったと。
整理してくれた優しさも、お礼を聞いたときの笑顔も、全部演技だったわけだ。
「子どものために空けてくれた」と感謝した気持ちが、一瞬で氷のように冷えていった。
お腹の子と私の生活より、隠して飼う爬虫類を選んだ夫。優しさだと信じていたものの正体を知った瞬間、背筋が凍りついた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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