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「偉いね!ありがとうパパ!」たった1回家事を手伝っただけで大歓声。365日こなし続ける私へ誰も言わない日常

誰も気づかない「名前のない家事」
使い終わったトイレットペーパーの芯を取り替える。洗剤が空になったら詰め替える。玄関に脱ぎっぱなしの靴があれば揃える。
どれも数秒で終わる作業だ。
でも、誰かがやらなければ溜まっていく。
気づいた人間がやるしかない。そして我が家では、その「気づく人間」がいつも私だ。
こういう「名前のない家事」が、毎日エンドレスに続く。
夫も子どもたちも、それが動いていることすら気づいていないかもしれない。
感謝を求めてやっているわけではない。家族が快適に過ごせるなら、それでいい。
そう思っていた。
でも、ある日の夕方に台所で手を止めた出来事が、ずっと胸の中に引っかかっている。
夫が珍しく、夕食後の食器洗いを手伝ってくれた。
いつもはそのまま居間に戻るのに、その日は「やるよ」と立ち上がった。10分ほどの作業だった。
子供の褒め言葉への違和感
「パパすごい!」
上の子が台所に飛んできて声を上げた。
下の子も「偉いね!ありがとうパパ!」と続いた。
夫は少し照れながら笑っていた。和やかな光景だった。
(私は毎日やっているのに、誰も何も言わない)
悪い気はしない。でも、その声を聞きながら、私の中に静かなモヤモヤが広がっていった。
夜のゴミ捨て、洗濯物の取り込み、翌日の食材確認、詰め替えの補充。
誰かが気づく前に、毎日黙ってこなしてきた。お礼の言葉は一度もない。「当たり前」として空気に溶けている。
夫を責めたいわけではない。子どもたちが悪いわけでもない。家族を大切に思っているから動いてきた。それは変わらない。ただ、この家には「お母さんはやって当たり前」という見えない前提があって、その前提の中で私だけが毎日動き続けている。
感謝が欲しいわけでもない。「ありがとう」の一言よりも、「気づいていたよ」という目線が、時々恋しくなるのだ。積み重ねを誰かが見ていてほしい。ただそれだけのことが、静かなモヤモヤになって続いている。
翌朝もトイレットペーパーの芯を交換した。洗剤の残量を確認した。靴を揃えた。誰も何も言わなかった。その日もずっとそういう日だった。
「パパすごい!」という歓声がまた聞こえるたびに、この静かなモヤモヤはまた戻ってくる。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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