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「月に5万円、今月は振り込まれてないけど」義実家に仕送りを続けていた夫。だが、仕送りをやめたワケ

奨学金を返しながら、毎月5万円を実家へ送っていた夫
夫は大学時代、アルバイトをしながら奨学金を借りて卒業しました。
実家にも余裕がなかったため、社会人になると今度は夫のほうから毎月5万円を送るようになったそうです。
「高校までは出してもらったし、家も楽じゃないから」
結婚して子どもが生まれてからも、その仕送りは続いていました。奨学金の返済も残っていましたが、夫にとっては長く続けてきた習慣のようなものだったのだと思います。
私も最初は口を出しませんでした。義両親が裕福ではないことは聞いていましたし、夫自身が納得して送っていたからです。
ただ、義実家を訪れるたびに、少しずつ気になることが増えていきました。
あるときは玄関がきれいにリフォームされ、別の日には駐車場に新しい車が停まっていました。
「車、替えたんですね」
私が声をかけると、義母は「前のもだいぶ乗ったからね」と嬉しそうに笑っていました。
もちろん、仕送りがその費用に使われたのかは分かりません。ただ、夫は帰りの車の中でしばらく黙ったあと、ぽつりと言いました。
「毎月5万円、ずっと送る必要があるのかな」
私から答えを押しつけることはせず、「一度、家計も含めて考えてみたら」とだけ返しました。
仕送りを止めた翌月、義父から電話がかかってきた
それから夫は、自分たちの生活費や奨学金の返済、これから必要になる子どものお金を書き出しました。
そして翌月から、毎月の仕送りをいったん止めることにしたのです。
義父から電話が来たのは、その月の半ばでした。
「今月は振り込まれてないけど。何かあったのか?」
責めるような声ではありませんでした。ただ、毎月入っていたものが来ないので、不思議に思って確認したという様子でした。
夫は少し間を置いてから答えました。
「うん。これからは毎月送るの、やめようと思ってる」
義父が「急にどうしたんだ」と聞くと、夫は落ち着いた声で続けました。
「こっちも奨学金を返してるし、子どものこともあるから。ずっと同じようには続けられないよ」
電話の向こうは少し静かになりました。
しばらくして義父は、「そうか。分かった」と短く返しました。
大きな言い争いにはなりませんでした。それ以降、仕送りについて催促されることもありませんでした。
その月から、私たちは今まで送っていた5万円の一部を、子どもの将来のために積み立てるようになりました。
学費用に作った口座の残高が少しずつ増えていくのを見ながら、私は夫に言いました。
「長い間、よく続けてきたね」
夫は通帳を見て、「これからは、こっちのことも考えないとな」と少し照れたように笑いました。
親を助けたいという夫の気持ちが間違っていたとは思いません。ただ、自分の家庭を持った今、どこにどれだけお金を使うのかを考え直す時期が来ていたのだと思います。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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