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「そういえば、お宅のお子さん、勉強のほうはどう?」答えに困った私。だが、別のママが返した一言

「そういえば、お宅のお子さん、勉強のほうはどう?」答えに困った私。だが、別のママが返した一言
誰かの家庭の話が、いつもランチの話題になっていた
子どもが同じ学校に通うママたちと、ときどきランチをする集まりがありました。学校行事の話をしたり、近所のお店の話で笑ったり。気を張らずに過ごせる、ちょっとした息抜きの時間でした。
ただ、その中に、人の家庭のことをよく話題にするママがいました。
「あの子、クラスが変わったらしいよ」
「塾、また変えたんだって」
意地悪そうに言うわけではありません。本人にとっては、学校の出来事を話しているくらいの感覚だったのだと思います。
それでも私は、聞くたびに少し落ち着かない気持ちになりました。本人も親もいないところで、成績や習い事のことまで話していいのだろうかと思ったからです。
とはいえ、その場で止めるほどのことなのか迷い、私は「そうなんだ」と曖昧に返すだけでした。
そんなある日のランチで、そのママがふいに私のほうを向きました。
「そういえば、お宅のお子さん、勉強のほうはどう?」
「え?」
「最近どうなのかなって。勉強、ついていけてる?」
笑いながら聞かれましたが、私はすぐに答えられませんでした。
うちの子にも得意なことと苦手なことがあります。でも、それをこの席で評価するように話したくはありませんでした。何か答えれば、今度は私の子のことが別のランチで話題になるのではないか、そんなことも頭をよぎりました。
「そこまで聞かなくてもいいんじゃない?」
私が返事に困っていると、斜め向かいに座っていたママが取り皿を置きながら口を開きました。
「まあ、子どもの成績までここで聞かなくてもいいんじゃない?」
強い口調ではありませんでした。
聞いた本人も一瞬きょとんとしてから、「ああ、まあね」と小さく笑いました。
少しだけ間が空きましたが、別のママが「そういえば運動会、今年も朝早いのかな」と話を変え、そのまま会話は学校行事の話へ移っていきました。
大きな言い争いになったわけでも、誰かが謝ったわけでもありません。
ただ、それ以降、私が参加したランチでは、以前のように誰かの成績や家庭の事情を細かく話題にすることは少なくなりました。
私自身も、無理に家庭のことを話さなくていいのだと思えるようになりました。
親同士で話していると、つい子どものことまで話題にしてしまうことがあります。
それでも、どこまで話すかは少し考えたほうがいいのかもしれない。あの日の何気ない一言を、今でもときどき思い出します。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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