Share
「つわりの症状がひどく、遅刻します」職場に送ったメッセージ→普段は優しい上司の豹変に凍りついた

吐き気をこらえながら、満員電車に揺られる毎朝。
妊娠中で、重い「つわり」と戦う私にとって、通勤は文字通り命がけのミッションです。
その日も駅へ向かう途中、どうにもならない眩暈と吐き気に襲われ、私は道の端にしゃがみ込んでしまいました。
(このままでは遅刻してしまう、とにかく連絡を入れないと)
震える手でスマートフォンを取り出し、職場のグループチャットを開きます。
『おはようございます。つわりの症状がひどく、通勤途中で動けなくなってしまいました。少し休んでから向かいますので、遅刻します』
私は焦るままに自分の状況を詳細にグループ全体へ送信しました。
突然届いた、冷酷すぎる個別メッセージ
普段の上司なら、こういった体調不良の報告には必ず「お大事に」や「気をつけて」と労いの言葉をくれます。
しかし、数分後に私のスマホが震え、画面に表示されたのは上司からの個別メッセージでした。
『体調不良の詳しい内容は伝えなくていいから。今後気をつけて』
画面の文字を追った瞬間、スッと血の気が引いていくのを感じます。
『申し訳ありません。焦っており配慮が足りませんでした。以後気をつけます』
慌てて謝罪のメッセージを返信すると、すぐに短い一言だけが返ってきました。
『了解』
普段ならかけてくれるはずの労いの言葉は一切なく、まるで朝から何か気に入らないことがあった腹いせをされているように感じてしまいました。
理不尽な冷たさと、私の小さな決意
(なんで、こんなキツイ言い方をするんだろう……)
あまりにも寄り添う気持ちのない言葉。
過剰に心配してほしいわけではありません。
ただ、正論であっても、辛い状態の時に鞭を打つような冷ややかな伝え方をされれば、心まで折れそうになってしまうのです。
息苦しさと込み上げる涙を必死に飲み込み、私は再び立ち上がりました。
その後、這うようにして職場に到着し、フラフラになりながらも無理をして仕事をこなした私。
機嫌次第で態度を変える上司に振り回されるよりも、お腹の子と自分の心を守る方がずっと大切だと、パソコンの画面を見つめながら静かに誓うのでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
ほかの小説も読む
CHARACTERS
登場人物から探す
THEME
テーマ・シチュエーションから探す
ENDING
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事


