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「SNSを、特定されていたの」距離を取ったはずの男。だが、非常識な男の行動に絶句

「SNSを、特定されていたの」距離を取ったはずの男。だが、非常識な男の行動に絶句
ネット越しに知り合って
まだ二十代の終わり頃、私はあるSNSで知り合った男性と、少しずつやり取りを重ねていました。
趣味の話が合い、最初はただの気の合う友達だと思っていたのです。
やがて何人かで集まる会があり、そこで初めて直接顔を合わせました。
会話も弾んで、後日ふたりで食事に行くくらいには打ち解けたのを覚えています。
ただ、話すうちに、その人の独占欲の強さのようなものが見えてきました。
私が他の人と過ごした話をすると、表情がわずかに曇るのです。
あまり深入りしないほうがいい。そう感じた私は、頻繁に会うのを自然と避けるようになりました。
数秒でつく反応
距離を置いたつもりでも、その人の存在は妙に近いままでした。
私がSNSに何かを投稿すると、ほんの数秒のうちに、必ずいいねがつくのです。
時間帯を問わず、深夜でも早朝でも、投稿した直後には反応が返ってきます。
まるで、私の書き込みをずっと待ちかまえているかのようでした。
そのうち、私が別に使っていたSNSまで、いつの間にか見つけ出されていました。
教えたつもりはないのに、その人はごく当たり前のように、そこにも現れたのです。
「この前、友達と出かけてたよね」
投稿では書いていない予定まで、なぜか把握されていました。
悪気のなさそうな口ぶりだからこそ、私はうまく聞き流すこともできなかったのです。
断ったあとの薄気味悪さ
そんなある日、その人からはっきりと好意を告げられました。
私は迷いながらも、その気持ちには応えられないと正直に伝えました。
ところが断ってからのほうが、反応はかえって増えていきました。いいねやコメントは前より多くなり、言葉も少しずつ踏み込んだものに変わっていったのです。
「昨日は誰と出かけたの。良いお店だね」
相手の名前は書いていないのに、出かけた予定だけは言い当ててくる。
問い詰める調子ではないぶん、かえって落ち着きませんでした。
どうしても割り切れず、私は親しい友人にだけ、そのことを打ち明けました。
「SNSを、特定されていたの」
口にしても気持ちは晴れず、友人も「それは気味が悪いね」と言うばかり。
直接なにかをされたわけではないのに、いつも見られているようなあの感覚だけは、今も胸の隅に残っています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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