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「一緒の会社に就職しよう」しつこく迫るバイト先のスタッフ。断った私に待っていた恐怖の瞬間

断りきれなかった誘い
大学生の頃、私はある店のオープニングスタッフとして働いていました。
同じ時期に入った三十代の男性がいて、仕事の話をするうちに、よく声をかけられるようになりました。
その人は、いつも同じ誘いを口にしました。
「一緒の会社に就職しよう」
今思い返しても、ずいぶん長いあいだ言われ続けたものです。
その気はまったくなかったのですが、職場の雰囲気を壊したくなくて、私はいつも笑ってやり過ごしていました。
同じシフトになるたび、また始まったと、内心ではため息をついていたのを覚えています。
帰り道の違和感
やんわり流しているうちは、まだよかったのです。
ところが、だんだんと誘いは強くなり、しつこく連絡先まで求められるようになりました。
さすがに行きすぎだと感じ、私ははっきりと断りました。
何度もやんわり躱してきたぶん、今度こそ引いてくれるものと思っていたのです。
ある日の帰り道のことでした。
原付で家路についていた私は、ふと信号待ちで後ろを振り返って、ぞっとしました。
少し離れたところに、あの男性の姿があったのです。
そこは職場からずいぶん離れた場所で、しかも、以前その人が話していた自宅の方角とは、まるで逆でした。
その人とは、店を出る時間もいつもずれていたはずでした。
なぜ、こんなところにいるのか。考えるうちに、背中がすっと冷たくなっていきました。
ルートを変えて撒く
つけられているのかもしれない。
そう気づいた私は、動揺を悟られないよう、わざと遠回りの道を選びました。
いつもと違う角を何度も曲がり、細い路地を回り込むうちに、後ろの気配はいつのまにか消えていました。
まっすぐ家に帰らなかったのが、幸いしたのだと思います。
次の日、私は思いきって店長に相談しました。
事情を話すと、店長はすぐにシフトを組み替えてくれて、私の帰る時間や道も、その人と重ならないように配慮してくれたのです。
周りの人にもそれとなく伝えておいたおかげか、やがてつきまといはぴたりと止みました。
一人で抱え込まず、早めに動いてよかった。落ち着いて働ける毎日が戻ってきて、私はようやく胸をなでおろしたのでした。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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