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「ひとりっ子って、夫婦関係ないの?」詮索してきた無神経なママ友。だが、はっきり線を引いた瞬間

「ひとりっ子って、夫婦関係ないの?」詮索してきた無神経なママ友。だが、はっきり線を引いた瞬間
通帳まで持ち出す詮索
そこまで親しくないママ友が、会うたびに我が家の事情へ踏み込んでくるようになりました。
きっかけは、うちがひとりっ子だと知ってからです。
「お子さん、ひとりだけなのね」
「ええ、そうなんです」
何気なく答えると、彼女は妙ににやりと笑いました。
それからというもの、顔を合わせるたびに無遠慮なひと言が飛んできます。ある日は、参観帰りの道でこう言われました。
「習い事だって、ひとりぶんで済むんだから。うちなんて、二人ぶんで通帳がすっからかんよ」
笑いながらそう言う彼女に、私はどう返せばいいのか分かりません。
「ひとりだと、なんだか物足りないわよねえ」
それでも、その場では笑ってやり過ごしました。ところが、彼女の詮索は日ごとに露骨になっていきます。
(なぜ、そこまで首を突っ込んでくるのだろう)
嫌な気持ちと苛立ちが、じわじわと胸にたまっていきました。
はっきり線を引いた瞬間
決定的だったのは、彼女が夫婦のことまで踏み込んできた日でした。
公園のベンチで子どもたちを見守っていると、彼女は声をひそめて、こう聞いてきたのです。
「ひとりっ子って、夫婦関係ないの?」
あまりの無神経さに、私は一瞬、言葉を失いました。
けれど、ここで曖昧に笑えば、詮索はこの先もっとひどくなる。そう感じた私は、取り乱さず、静かに彼女の目を見て言いました。
「夫婦仲は良好ですし、デリケートな話なので、そういう詮索は控えていただけますか」
穏やかに、けれどはっきりと。声を荒らげたわけではありません。
彼女は一瞬、きょとんとした顔をしました。それから、みるみるうちに気まずそうな表情になり、目を泳がせます。
「あ……ごめんなさい、そんなつもりじゃ」
しどろもどろになる彼女に、私はもう一度、落ち着いた声で返しました。
「家庭のことは、それぞれですから」
彼女はばつが悪そうにうなずき、それきり黙り込んでしまいました。
その日を境に、あれほど無遠慮だったママ友は、私に余計なことを聞いてこなくなりました。顔を合わせても、当たり障りのない挨拶を交わすだけの、ちょうどいい距離感です。以前のように、我が家の内側をのぞき込もうとする気配も消えていました。
言い返すのではなく、静かに線を引く。それだけで、こんなにも心が軽くなるのだと知りました。
公園の帰り道、つないだ子どもの手のぬくもりが、いつもよりずっと確かに感じられました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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