Share
「うちは周りも教育熱心な家庭が多いから感覚違うかも」笑顔で見下したママ友→我慢せずに距離をとった結果

「うちは周りも教育熱心な家庭が多いから感覚違うかも」笑顔で見下したママ友→我慢せずに距離をとった結果
年長クラスのママ友グループに混ざった一人
息子が保育園の年長クラスに上がってから、お迎えの時間が重なるママ友4人と自然にグループができた。
週末は誰かの家でランチをしたり、子どもを連れて公園に集まったり、卒園までの一年を楽しく過ごせると思っていた。
その中の一人だけが、初対面の頃からどこかピリッとしていた。会話の流れに関係なく、夫の勤務先の話を差し込んでくる。出身大学、家のローン額、家族旅行で行った海外、車種、そして必ず最後に「うちは私立も視野に入れてて」と笑う。
聞いていない情報がするっと入ってくる違和感は、回を重ねるほどに濃くなっていった。
ランチ会で笑顔のまま落とされた一言
三度目のランチ会、話題は自然と進路の話になった。
私が「うちは公立の小学校に上がる予定で」と答えた瞬間、彼女はカップを置いて口角を持ち上げた。
「公立予定なんだ?うちは周りも教育熱心な家庭が多いから感覚違うかも」
悪意のない声色だった。
だからこそ、見下しの輪郭がはっきり残った。
隣の二人は曖昧に笑い、私は同じテンションで頷くしかなかった。
サラダのフォークを握る手だけが妙に冷たかったのを覚えている。その夜、家に帰ってからしばらく経って、私は4人のグループチャットに翌週の集まりの相談を投げた。
読まれているのは分かるのに、私の発言にだけ反応がつかなかった。一時間後、彼女が同じ話題に別の言い回しで触れると、残り二人が即返信で乗っかった。
その流れは、その日だけでは終わらなかった。
別グループの存在を知った帰り道
違和感が決定的になったのは、二週間後の保育園の保護者会だった。
会の後、別のクラスのママに「最近大丈夫?」と廊下で声をかけられた。
彼女が私を外したもう一つのグループを作っていて、私の家庭の話を肴に夫の勤務先や年収を品定めする会話が続いていたのだと、低い声で教えてくれた。
なるほど、と頷くだけで足元が冷えた。次のランチ会の誘いには適当な理由をつけて行かなかった。
送迎ですれ違うときは目を合わせて挨拶だけは欠かさないことに決めた。
誘いを一度断ってから、グループチャットは静かなまま動かなくなった。
卒園までの数か月、私は息子の手を引いて毎朝同じ角を曲がる。挨拶は返ってくる日もあれば、目を合わせない日もある朝が続いている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
ほかの小説も読む
CHARACTERS
登場人物から探す
THEME
テーマ・シチュエーションから探す
ENDING
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事


