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ハワイまで飛行機の時間はどれくらい?各空港からの時間や、長時間のフライトを過ごす工夫など解説!

アメリカンリゾートして人気の高い、アメリカのハワイ。日本から遠いイメージをもつ方も多いでしょうが、はたして何時間くらいでハワイに行けるのでしょうか?

 

この記事では、日本~ハワイの飛行時間や時差、長時間のフライトを快適に過ごす方法などを紹介します。また、ハワイは遠くて行けないという方に向けて、気軽にアメリカンリゾートを楽しめる「グアム」の魅力も紹介しています!

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旅行会社のおすすめの選び方

※2025年9月24日に記事を更新しております。最新の情報は公式HP等からご確認ください。

日本からハワイへの飛行時間は?

 

日本からハワイへ飛行機で行く場合、ホノルル近郊にある「ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)」を利用するのが一般的です。

 

日本からハワイ(ホノルル)へ直行便で行く場合、おおむね行きは約7時間~7時間40分帰りは約8時間15分~10時間25分となります。一般的にハワイは、海外旅行のなかでも長時間のフライトに分類されます。

 

偏西風の影響をうけ、往路よりも復路のほうが、飛行機の時間は長くなります。

 

また、偏西風は季節による影響を受けるため、夏の往路は若干飛行機の時間が長くなり、復路は短くなります(冬季は反対になります)。

シーズン 空港 飛行時間
夏期 羽田 往路:7時間~7時間40分
復路:8時間30分~9時間45分
成田 往路:7時間40分
復路:8時間15分 
関西 往路:7時間10分
復路:8時間40~10時間25分
冬期 羽田 往路:6時間45分
復路:9時間25分~55分
成田 往路:6時間45分
復路:9時間25分
関西 往路:7時間
復路:10時間~10時間25分

※2025年9月時点の航空券の情報をもとに算出

2025年9月時点で、日本から直行便が出ている空港は「羽田空港」「成田国際空港」「関西国際空港」の3つです(福岡空港について、2025年11月19日をもってハワイアン航空が運休となり直行便がなくなるため、本記事では紹介しません)。

 

また飛行ルートの関係上、空港によって飛行機の時間は異なるため、次から詳しく解説します。

羽田空港~ホノルル

羽田空港 第3ターミナル 出発カウンター

東京都内からアクセスがよい羽田空港から直行便でハワイへ行く場合、おおむね行きの飛行時間は6時間45分~7時間40分帰りの飛行時間は8時間30分~9時間55分となります。

 

成田国際空港と、飛行時間はほとんど変わりありません。

シーズン 飛行時間
夏期 往路:7時間~7時間40分
復路:8時間30分~9時間45分
冬期 往路:6時間45分
復路:9時間25分~55分

※2025年9月時点の航空券の情報をもとに算出

羽田からは、デルタ航空やハワイアン航空、JAL、ユナイテッド航空などが就航しています。成田空港では、往路は夜出発~朝到着、復路は昼出発~昼・夕方到着の便が一般的です。

成田国際空港~ホノルル

成田空港 国際線

羽田ともう一つの選択肢になりやすい成田国際空港から直行便でハワイへ行く場合、おおむね行きの飛行時間は6時間45分~7時間40分帰りの飛行時間は8時間15分~9時間25分となります。

 

羽田空港と、飛行時間はほとんど変わりません。

シーズン 飛行時間
夏期 往路:7時間40分
復路:8時間15分 
冬期 往路:6時間45分
復路:9時間25分

※2025年9月時点の航空券の情報をもとに算出

成田からは、デルタ航空やハワイアン航空、JAL、ユナイテッド航空、ZIPAIRなどが就航しています。成田空港では、往路は夜出発~朝到着、復路は朝・昼出発~昼・夕方到着の便が一般的です。

関西国際空港~ホノルル

関西空港 国際線

関西国際空港から直行便でハワイへ行く場合、行きの飛行時間は7時間~7時間10分帰りの飛行時間は8時間40分~10時間25分となります。

 

飛行機の便によるものの、関東の主要空港に比べて、関西国際空港の復路は飛行機の時間がやや長くなります

シーズン 飛行時間
夏期 往路:7時間10分
復路:8時間40~10時間25分
冬期 往路:7時間
復路:10時間~10時間25分

※2025年9月時点の航空券の情報をもとに算出

関西からは、ハワイアン航空などが就航しています。関西空港では、往路は夜出発~朝到着、復路は朝・昼出発~夕方・夜到着の便が一般的です。

日本とハワイの時差は19時間ある

日本とハワイには、時差が19時間あります(-19時間です)。日本のほうが、ハワイより19時間進んでいます。

 

時差が大きいため、ハワイ旅行のスケジュールの組み立て方には注意が必要です。

 

たとえば、10日の夜に日本を出発した場合、ハワイに到着するのは10日の朝です。反対に、10日の朝にハワイを出発した場合、日本に到着するのは翌11日の昼です。

 

現地時間を間違えてツアーなどを予約する恐れもあるので、必ず時差を考慮してスケジュールを組みましょう。

 

なお、日本とハワイの時差はかなり大きく、時差ぼけに弱い方にとって天敵ともなる場所です。

 

時差ぼけによる倦怠感や日中の睡魔などにより、ハワイ旅行が台無しになる方も多くいます。特に時差ぼけに弱い方は、ハワイを避けるのも賢明な判断でしょう。

飛行機は日本夜出発、ハワイ朝~昼出発が多い

ハワイへ出入国できる飛行機は、日本が夜出発、ハワイが朝~昼出発の便が多くなっています。

 

ハワイ旅行は4泊6日が理想と言われており、飛行機の便を考慮すると、以下のようなスケジュールとなります。

項目名 項目名
1日目

夜に日本を出発~朝ハワイに到着※

ハワイを楽しむ(軽めに)・現地宿泊

2日~4日目 ハワイを楽しむ・現地宿泊
5日目 朝~昼にハワイを出発
6日目 昼~夕方に日本に到着

 

ハワイ旅行は最初に、機内で夜を過ごすことになるので、1日目にスケジュールを詰め込むのはおすすめしません。

 

長時間のフライトや時差ぼけにより1日目は疲れがたまっているので、ビーチを散策したり、軽くショッピングやグルメを楽しむ程度にしておきましょう。

グアム観光特集

 

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長時間のフライトで快適に過ごすには

 

片道7時間以上もかかるハワイへの旅行は、どうしても体に負担がかかってしまうもの。

 

そこで、長時間のフライトを少しでも快適に過ごすための方法を4つ紹介します。

ネックピローやアイマスクで体の負担を軽減する

 

ハワイ旅行は、行きの飛行機で夜を過ごすことになります。

 

体、特に首への負担を軽減して少しでも安眠できるように、ネックピローを持参しましょう。

 

頭の重さは、体重の約10%と言われています。重たい頭をネックピローで受け止めることで首の痛みを抑え、快眠へとつながります。

 

また、空気を入れるタイプのネックピローは、上空で空気を入れて調節することでちょうど良いかたさの枕になるのでおすすめですよ!

 

また、機内で消灯しても、中にはスマホで動画を見ている人がいたり、読書灯がついていたります。

 

「明かりのせいで寝られない……」なんてことがないように、アイマスクや耳栓を持参しておきましょう!

モバイルバッテリーで充電できるように

 

今では、機内でUSBコードを挿して充電できる飛行機も増えました。

 

一方で古い機材の場合、飛行機の中で充電できない可能性もあります。7時間以上のフライトで充電できないとなるとスマホの電源が切れる可能性もあるので、万が一に備えてモバイルバッテリーは持参しておきましょう!

 

飛行機の中で、スマホやタブレットで事前にダウンロードした動画や漫画などを見ることもあるでしょう。また、ハワイ旅行中もモバイルバッテリーがあると便利なので、持参しておきたいアイテムの1つです。

 

なお、モバイルバッテリー(リチウムイオン電池など)は預け入れ手荷物にはできないので、注意してくださいね。

 

160Whまでのモバイルバッテリーを、1人2個まで機内に持ち込めます(160Whを超えるモバイルバッテリーは早々ありません)。

動画や漫画などは前もってダウンロードしておく

長時間のフライトの中暇を潰せるように、動画や電子漫画などを、スマホやタブレットに事前にダウンロードしておきましょう。

 

国際選の機内では、座席全面についている画面から、映画やゲームなどを楽しめるようになっています。

 

一方で、見たい映画がなかったり、機材によって画面が操作しにくかったりするケースがあり、最悪なにも暇を潰す手段のないまま7時間以上のフライトを過ごすことになります。

 

今の動画配信サービスや電子漫画のアプリの多くは、オフラインでダウンロード可能です。飛行機搭乗前に見たい動画や漫画などをダウンロードしておき、長時間のフライトを快適に過ごせるように工夫してみてくださいね。

ビジネスクラスやファーストクラスの選択肢も

どれだけ工夫しても、エコノミークラスで7時間以上のフライトを過ごすとなれば、少なからず体に負担はかかります。

 

体への負担を軽減するため、予算に余裕がある方は、ビジネスクラスやファーストクラスへの変更も視野に入れたいところです。

 

一度は「エコノミークラス症候群」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

 

エコノミークラス症候群とは、食事や水分を十分に取らないまま飛行機のような座席の狭い場所で足を動かさないことで血行不良となり、血の固まりが血管を通じて肺に流れ肺塞栓などを誘発する恐れのある旅行血栓症です。

 

ビジネスクラスでもエコノミークラス症候群を発症する可能性もあるのですが、足を十分に動かせるスペースがある分、発症する割合も低くなっています。

 

また、ビジネスクラスは横になれる分、長時間のフライトでも快適に過ごせます。実際、筆者は成田からフライングホヌのビジネスクラスでハワイに旅行したことがありますが、非常に快適で、長時間のフライトが全く苦になりませんでした。「もっと長くてもいいのに」と思ったほどです(笑)

 

もし、予算割けるのであれば、ビジネスクラスやファーストクラスなども検討してみてくださいね。

19時間の時差ボケ対策はどうすればいい?

時差 2つの国・地域を比較 時計

19時間という大きな時差があるハワイ旅行では、時差ぼけは避けて通れない問題です。

 

しかし、事前の準備と現地での過ごし方を工夫することで、時差ぼけの影響を大幅に軽減できます。次から、時差ボケ対策で実践したい3つのことを紹介します。

出発1週間前から体内時計を調整する

最もおすすめの対策は、睡眠リズムを段階的に調整する方法です。出発の3-7日前から、毎日30分ずつ就寝・起床時間をハワイ時間に近づけていきましょう。

 

急激な変更は体に負担をかけるため、段階的に調整するのがポイントです。

 

光の調整も重要です。体内時計は光によってコントロールされているため、朝の光を浴びる時間を少しずつ調整し、体内時計をハワイ時間に合わせていきます。逆に、夜は明るい光を避けて、自然な眠気を促進させましょう。

 

食事時間の調整も忘れないようにしましょう!体内時計は食事のタイミングにも影響されるため、出発前からハワイ時間に合わせて食事を摂るよう心がけてください。

機内は現地時間で過ごして時差ぼけを抑える

搭乗したら、すぐに時計をハワイ時間に合わせ、現地時間で行動することが大切です。ハワイの夜の時間帯であれば機内で眠り、昼の時間帯であれば起きているように調整しましょう。

 

十分な水分補給を心がけ、アルコールは控えめにしてみてください。高度による脱水症状は、時差ぼけを悪化させる要因となります。水やお茶を多めに摂取し、体の水分バランスを保ちましょう!

 

軽い運動も効果的です。血行を促進するため、1~2時間おきに通路を歩いたり、座席でのストレッチを行いましょう。エコノミークラス症候群の予防にもつながります。

ハワイ到着後は、太陽光と生活リズムで体内時計をすぐにリセットする

ハワイに到着したら、できるだけ早く太陽光を浴びることが重要です。現地の朝の光は、体内時計をリセットできる重要なものです。ビーチを散歩したり、屋外カフェで朝食を摂ったりして、自然光をたっぷり浴びましょう。

 

コーヒーなど、カフェインを摂るのもおすすめです。現地時間の朝にコーヒーや紅茶でカフェインを摂取し、夜は避けることで、自然な睡眠リズムを作り出せます。

 

最も大切なのは、初日は軽めのスケジュールにすることです。時差ぼけと長時間フライトの疲労が重なっているため、体を現地時間に慣らすことを最優先にしましょう。

遠くて行けない…そんな方に「グアム」がおすすめ!

「ハワイに行きたいけど、片道7時間以上もかかって遠いから、休みが取れない……」このような方は、同じくアメリカンリゾートで有名なグアムがおすすめです!

 

ハワイが遠くて行けない方のために、グアムがおすすめの理由を4つ紹介します。

1.3時間半で行ける

グアム国際空港を歩く女性

© グアム政府観光局

グアムには日本からハワイへの半分以下の距離にあり、たったの3時間半で行けます。

 

手軽に訪れられるアメリカンリゾートして、グアムは高い人気を誇っているのです。

 

3時間半で行けるので、2泊3日のスケジュールで十分グアムを楽しめます。2泊3日であれば、忙しい社会人の方でも「3連休」「土日+有休」などで比較的に簡単にスケジュールを組めるのは、グアム旅行ならではのメリットです。

 

忙しい方で長期の休みを取るのが難しい方でも、アメリカンリゾートを楽しみたい方はグアムがおすすめです!

 

グアムまでの飛行時間については、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

 

参考:グアムまでの飛行機の時間は約3時間半!空港ごとの飛行時間や料金など

2.時差がたったの1時間

グアム ホテルの街並み

© グアム政府観光局

飛行時間の短さに加え、うれしいのが時差の短さです。日本とグアムの時差は、たったの1時間です。グアムのほうが、日本よりも1時間進んでいます。

 

時差はたったの1時間なので、時差ボケを起こすことはありません。グアムに到着したその日から、時差ボケに悩まされず旅行を楽しめるのがグアムの魅力です。

 

また、時差ボケがないため、お子様にとっても負担が少ないのがメリット。そのためグアムは、飛行時間の短さも相まって、子連れ旅行に人気の南国リゾートとなっているのです。

 

グアムの時差については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

 

参考:グアムと日本の時差はわずか1時間!標準時やフライト時間なども解説!

3.現地滞在費用がハワイよりも安い

 

昨今、ハワイでは物価高が進み、円安も輪をかけて、現地滞在費の高さが日本人観光客の頭を悩ませています。一方で、グアムは日本と比べると物価は高いものの、現地の滞在費はハワイの半分程度まで抑えられます。

 

宿泊費や食費、アクティビティ費など、費用全体でハワイよりグアムのほうが安く、よりコストを抑えながらアメリカンリゾートを楽しめるのがグアムです。

 

さらに、グアムには消費税がかかりません。

 

ハワイには、GE Taxと呼ばれる、日本の消費税のような税金があります。GE Taxは島によって異なるものの、オアフ島の小売・サービスで買い物した場合、一般的に0.15%〜4%が課されます。

 

一方で、グアムにはこのような消費税がなく、さらに輸入品には関税も課されていません。つまり、グアム島内が免税店になっており、ショッピングにはぴったりの場所なのです(店舗によっては税率6%の「GRT」という売上税が課される場合もあります)。

 

手頃な価格で海外リゾートを楽しみたい方は、ぜひグアムを検討してみてくださいね。

4.のんびりとしたリゾートライフを楽しめる

© グアム政府観光局

 

グアムは、日本の兵庫県・淡路島とほぼ同じ面積です。

 

ハワイと異なり、観光地がコンパクトにまとまっています。つまり、のんびりとしたリゾートライフを送れるのがグアムならではのメリットです。

 

ハワイは観光地が多く、オアフ島はグアムの約3倍の面積があるので、観光地を巡ろうと思えばどうしても時間がかかってしまいます。

 

一方でグアムは、恋人岬チャモロ・ビレッジなどは、観光主要地のタモンから車で15分圏内にあります。つまりグアムなら、観光名所を楽しみながら、ビーチやホテルのプールなどでのんびりとリゾートライフを楽しめるのです。

 

忙しい社会人の方でも、約3時間半の短い時間で行くことができ、かつ現地でものんびりと過ごせるのはグアムならではの魅力ですね。

 

グアムの大きさについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

 

参考:グアムの大きさはどれくらい?島内巡りにおすすめのスポットも紹介!

まとめ:長時間のフライトは快適に過ごす工夫を

日本からハワイへの飛行時間は、おおむね行きは約7時間~7時間40分、帰りは約8時間15分~10時間25分となります。海外旅行の中でも長時間のフライトになるため、体への負担を軽減しつつ、ハワイ旅行を楽しむ工夫が必要になります。

 

「ハワイが遠くて行けない。でも海外のリゾーチには行きたい」という方には、日本から3時間半で行けるグアムがおすすめです。

 

旅費や税金が安くて手頃に行けるほか、短いスケジュールでものんびりとしたリゾートライフを過ごせるのがグアムならではの魅力ですよ。

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プロフィール写真(小川 遼)
執筆者

小川 遼

GLAMのトラベルライター。趣味は国内・海外旅行で、時には仕事をしながら旅行することも。国内・海外を問わず多くの旅先を訪れており、豊富な旅行経験をもつ。特にグアムには何度も渡航経験があり、現地のイベントやホテルなどを取材。グアムの魅力を細部まで知り尽くしている。現地での豊富な体験や取材を基に、旅行者に役立つグアムの魅力をお届けします。写真は、2024年にグアムのランニングイベント「ココロードレース2024」に参加した時のものです。

小川 遼の全ての記事を見る

https://www.glam.jp/authors/ryo_ogawa/

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