MENU

Share

HOME LIFESTYLE STORY COLUMN

「今日までにお願いしまあす!」退社直後に部下から届いたメッセージ。だが、その後の友達感覚の返信に絶句

今日までにお願いしまあす退社直後に部下から届いたメッセージだがその後の友達感覚の返信に絶句

退社後のスマートフォンに届いた、信じられないメッセージ

疲れ切った体を電車のシートに沈め、ようやく一息ついた退社後のことです。

バッグの中で、スマートフォンが短く震えました。

画面に目を落とすと、2ヶ月前に配属されたばかりの部下からのメッセージ。

緊急のトラブルかと思い、慌ててチャット画面を開いた私の目は、そこにあるメッセージに釘付けになってしまいます。

「あの資料作成今日までにお願いしまあす!」

思わず、スマートフォンの画面を二度見してしまいました。

そもそも、その資料の提出期限にはまだ数日の余裕があるはずです。

百歩譲って急を要する事態だったとしても、「お願いしまあす!」という気の抜けた語尾は何事でしょう。

湧き上がる疑問と戸惑いをなんとか飲み込み、私はできるだけ冷静に文字を打ち込みました。

「今日は退社してしまったし期日にまだ余裕があるからまた明日にでも済ませておきます」

送信ボタンを押し、ふぅ、と息を吐き出す私。

さすがに少しは申し訳なさを見せて、事情を説明してくるだろう。

そう思っていた私の期待は、数秒後に鳴った通知音によって見事に打ち砕かれます。

「了解!」

「了解!」で片付けられた私の戸惑いと、埋まらない溝

「了解いたしました」でも「承知いたしました」でもなく、まるで友達に返すような「了解!」

あまりのフランクさに、怒りを通り越して乾いた笑いが出そうになりました。

期日に余裕があるのになぜ今日中なのかという疑問も放置されたまま、会話は一方的に打ち切られてしまったのです。

色々とツッコミたい言葉が頭の中を駆け巡ります。

しかし、ここで長文のお説教メッセージを送るのも大人気ない気がして、私はそっとスマートフォンの画面を閉じました。

翌日出社しても、部下からは昨日のメッセージについての弁明も、言葉遣いへの謝罪もありませんでした。

いつも通り、無邪気な笑顔で挨拶をしてくるだけです。

結局、私は何も言うことができず、ただ一人でモヤモヤとした感情を抱えたまま、今日もパソコンに向かって仕事をしています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

ほかの小説も読む

CHARACTERS

登場人物から探す

THEME

テーマ・シチュエーションから探す

ENDING

結末から探す

最も人気の短編小説

もっと見る >

スカッとする短編小説

もっと見る >

モヤモヤ短編小説

もっと見る >

ゾッとする短編小説

もっと見る >

LINEの短編小説

もっと見る >

実体験をもとにした短編小説

もっと見る >

恋愛トラブル

もっと見る >

ハラスメント

もっと見る >

金銭トラブル

もっと見る >

浮気・不倫

もっと見る >

仕事のトラブル

もっと見る >
ふと心に引っかかった「モヤモヤ」
思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」

その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

応募フォームはこちら

PROFILE

GLAM Lifestyle Editorial

編集部

日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

website
前の記事

「母を病院に連れていくので、その日は予定があるんです」そう伝えた僕に、相手が平然と返してきた言葉

GLAM Lifestyle Editorialのすべての記事を見る

Gallery

SHARE !

この記事をシェアする

Follow us !

GLAM公式SNSをフォローする

Feature

特集記事

Ranking