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「うちのベランダだ、勝手でしょ」生ゴミを何日も放置し悪臭を漂わせた隣人。注意しても改善しなかった夏

「うちのベランダだ、勝手でしょ」生ゴミを何日も放置し悪臭を漂わせた隣人。注意しても改善しなかった夏

窓を開けられなくなった夏

分譲マンションに越して、数年が過ぎた頃のことです。

ある夏の朝、ベランダで洗濯物を干していると、風に乗って鼻を突くような匂いが漂ってきました。

最初は排水口の匂いかと思いましたが、自宅のベランダを確認しても異常はありません。何日か様子を見ているうちに、匂いがお隣から流れてきていることに気づきました。

仕切り板の隙間から見えたのは、いくつものゴミ袋でした。中には生ゴミが入っているらしく、気温が上がるほど匂いも強くなっていきます。

窓を開ければ部屋まで臭い、外に干した洗濯物にも匂いが移りそうでした。仕方なく窓を閉め、洗濯物も室内に干す日が増えていきました。

お隣は五十代くらいの女性で、廊下で会えば挨拶を交わす程度の間柄です。直接注意して関係が悪くなるのが怖く、まずは管理会社へ相談することにしました。

注意書きが配られても変わらない

数日後、全戸のポストに「ベランダへゴミを放置しないでください」という注意書きが配られました。

これで片づけてもらえると思ったのですが、お隣のベランダには変わらずゴミ袋が積まれていました。

数が減った日もありましたが、しばらくするとまた増えています。注意書きを自分のことだと思っていないのか、気にしていないのかは分かりません。

暑さが厳しくなるにつれて、悪臭はさらに強くなりました。朝、窓を開けた瞬間に匂いが入り込み、慌てて閉めることもありました。

そんなある日、廊下でお隣と顔を合わせました。このまま我慢を続けるのも限界だと思い、思い切って声をかけました。

「すみません。ベランダに置いてあるゴミの匂いが、こちらまで来ていて…」

すると、お隣は不機嫌そうな顔で言いました。

「うちのベランダだ、勝手でしょ」

それだけ言うと、こちらの話を聞こうともせず、自分の部屋へ入ってしまいました。

翌朝ベランダを確認しても、ゴミ袋はそのままでした。

片づいても、また元どおり

私は再び管理会社へ連絡し、注意書きが配られたあとも改善していないことを伝えました。

管理会社からは、お隣へ直接連絡してもらえることになりました。その数日後、ベランダからゴミ袋がなくなり、ようやく安心して窓を開けられると思ったのです。

ところが、一週間ほどすると、また新しいゴミ袋が置かれていました。

最初は一袋だけでしたが、回収日を過ぎても片づけられず、日に日に数が増えていきます。管理会社へ相談すると一時的に減るものの、しばらくするとまた元に戻る。その繰り返しでした。

結局、その夏は窓を閉めたまま過ごすことが多く、洗濯物もほとんど室内に干しました。

九月に入り、気温が下がると匂いは少しずつ弱くなりました。しかし、お隣のベランダからゴミ袋がなくなったわけではありません。

問題が解決したのではなく、暑さが和らいだことで匂いが目立たなくなっただけでした。

涼しくなった夕方、久しぶりに窓を開けると、仕切り板の向こうにはまた一つ、新しいゴミ袋が置かれていました。

来年も暑くなれば、また同じことが繰り返されるのだろうか。そう思うと、涼しい風が入ってきても、気持ちは少しも晴れませんでした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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