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「家族構成まで、聞き出してくるの」職場で不躾な質問をしてくる女性。異動した時の一言に背筋が凍った

「家族構成まで、聞き出してくるの」職場で不躾な質問をしてくる女性。異動した時の一言に背筋が凍った

詮索好きな先輩

私が働いているお店には、長くパートを続けている年上の女性がいます。仕事はよくできる方で、はじめのうちは頼りになる先輩だと思っていました。

ただ、少し気になっていたのが、その方の詮索の細かさでした。誰かが転職して入ってくると、前の職場のことを、あれこれと知りたがるのです。

「前はどんなお仕事してたの。お給料はどうだったの」

まだ打ち解けてもいない相手にも、そんな調子で踏み込んでいきます。聞かれた人が言葉を濁しても、あまり気にする様子はありませんでした。

家族構成まで知りたがる

その関心は、仕事の経歴だけにとどまりませんでした。スタッフ一人ひとりの家庭のことまで、細かく知りたがるのです。

兄弟は何人いるのか、ご両親はどんな仕事をしているのか。世間話のふりをして、少しずつ聞き出していきます。

「家族構成まで、聞き出してくるの」

あるとき私は、同じ職場の親しい人に、そうこぼしてしまいました。

しかも驚いたのは、私の知らない他のお店の人の家庭事情まで、その方は詳しく知っていたことです。

どこから、そんな話が入ってくるのでしょう。

悪気なく話しているだけなのかもしれませんが、私はなんとなく落ち着かない気持ちになりました。

それとなく話をそらしても、相手はまた別の角度から、私や家族のことを尋ねてきます。

悪気のなさそうな笑顔で聞かれるぶん、はっきり拒むのも難しかったのです。

異動から戻った日

その後、私はしばらく別のお店へ異動することになりました。

事情があっての異動で、その経緯を知る人は、ほんの数人しかいませんでした。

数年たって、私はまた元のお店に戻ることになりました。久しぶりに顔を合わせたその方は、私を見るなり、こう言ったのです。

「あなた、なんかあったでしょ」

返す言葉に詰まりました。たしかに事情はありましたが、それを知っているのは、本当に限られた人だけのはずだったからです。

私は当たり障りのない返事をして、その場をやり過ごしました。強く問いただすようなことでもなく、ただやんわりと流すしかありませんでした。

あの方に悪意があるとは思いません。それでも、自分の知らないところで、いろいろな話が伝わっているのだと思うと、やはり少しだけ怖さを覚えてしまうのです。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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