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「お弁当を渡してくるのって、距離近くない?」同じ趣味の集まりで知り合った知人。だが、近すぎる距離感に感じた本音

趣味で知り合った知人
同じ趣味の集まりで、その知人と知り合いました。
話がよく合って、はじめのうちは気の置けない相手だと思っていたのです。
会えば長い時間おしゃべりをして、困ったことがあれば相談にも乗ってもらう。
そんな心地よい付き合いが、しばらくは続いていました。
ところが、付き合いが深まるにつれ、その距離の取り方に戸惑うようになりました。
仲が良いという範囲を、少しずつ越えてくるのです。
あるとき彼女は、自分のために仕立てたというドレスを、わざわざ持ち出してきました。
「せっかくだから、あなたも試しに着てみてよ」
袖を通してみて、と差し出されて、私は返事に困りました。
悪気がないのは分かるだけに、断る言葉がうまく見つからなかったのです。
約束のたびに増える差し入れ
物を渡されることは、それからも続きました。
ランチをしようと待ち合わせただけの日に、彼女は大きな包みを抱えてくるのです。
「これ、今日の夜ごはんにして。作りすぎちゃったから」
昼に会う約束のはずが、いつのまにか夕食のお弁当まで手渡される。
実家から届いたというお米も、何度となく持たされました。
断り方が悪いのかと、私は何度も言い回しを変えてみました。
それでも「遠慮しないで」と押し返されて、結局は受け取るしかなくなるのです。
ありがたい気持ちの一方で、そのたびにお返しを考えるのが、正直なところ重荷になっていきました。
やんわり断っても、彼女は少しも引いてくれないのです。
二、三年目の疲れ
知り合って二、三年、何かが少しずつずれている気がしていました。
そのずれが、じわじわと私の気持ちをすり減らしていきました。
ある晩、私は古い友人に、たまらず打ち明けました。
「お弁当を渡してくるのって、距離近くない?」
友人は「面倒見のいい人なんじゃない?」と言います。たしかに、そう受け取ることもできるのでしょう。
それでも、私の疲れは消えてくれませんでした。
好意なのだと分かっているからこそ、はっきり突き放すこともできません。距離感がずれているというのは、こんなにも扱いにくいものなのだと、今もため息が出るのです。
近すぎず遠すぎず、心地よい間合いというものが、どれだけありがたいものか。あの付き合いを思い返すたび、しみじみとそう感じています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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