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「連絡はもう、やめてほしい」別れたあとも一方的に送り続けてくる元恋人。だが、向き合って話しあった結果

「連絡はもう、やめてほしい」別れたあとも一方的に送り続けてくる元恋人。だが、向き合って話しあった結果
別れたあとの一通
昔つき合っていた彼女と別れて、しばらく経った頃のことです。
もう連絡を取ることもないと思っていた彼女から、ある晩、ふいにメッセージが届きました。
そのときの僕には、新しくつき合いはじめた人がいました。
だから返事は短く、けれど、はっきりさせるつもりでした。
あいまいな態度を取れば、かえって相手を傷つけると思ったのです。
「連絡はもう、やめてほしい」
今は別の人がいること、もう戻るつもりはないこと。
角が立たないよう言葉を選びながら、それでも伝えるべきことは伝えました。
これで区切りがつく。そう思っていたのです。
止まらないメッセージ
けれど、それきりにはなりませんでした。
数日おきに、彼女からのメッセージはまた届くのです。
返事をすればつけ込まれる気がして、僕は既読をつけたまま、あえて何も返しませんでした。
一度でも応じれば、また元に戻れると勘違いさせてしまう。そんな不安が、どうしても僕の指を止めさせるのでした。
それでも、通知は一方的に届き続けます。近況の報告、他愛のない問いかけ、そして「少しでいいから会えないか」という誘い。
会話は、まるでかみ合っていませんでした。
言葉で止まらないのなら、どうすればいいのか。
答えの出ないまま、スマートフォンの画面を伏せる夜が続きました。
友人に相談すると、はっきり線を引いたほうがいいと言われました。
頭では分かっていても、かつて好きだった相手です。無下にすることに、少しだけためらいもありました。
向き合って終わらせる
このまま逃げ続けても、何も終わらない。そう腹をくくって、僕は一度だけ、きちんと話す場を設けることにしました。
怒鳴るのでも、責めるのでもありません。
もう気持ちは戻らないこと、これ以上の連絡は迷惑になること。
相手の目を見て、ひとつずつ、静かに言い切りました。
声を荒らげれば、話は前に進みません。
ぶつけたいのは感情ではなく、事実だけだと、僕は自分に言い聞かせていました。
彼女は何か言いかけて、けれど言葉を飲み込み、最後は小さくうなずきました。
別れをうまく飲み込めずにいた、それだけの人だったのかもしれません。
その日を境に、メッセージはぴたりと止まりました。逃げずに向き合ったことで、ようやく本当の区切りがついたのだと、今では思っています。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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