Share
「お大事にと言えないんですか?」重要案件を丸投げして休む後輩。だが、SNSで発覚した嘘と呆れた結末

突然の病欠と耳を疑う逆ギレメッセージ
金曜日の夜、自宅でゆっくりしていると、グループチャットに一件の通知が響きました。
『体調不良で、来週月曜日からお休みをいただきます』
送り主は、中途採用で入社してきた後輩。
私は思わずスマートフォンの画面を二度見します。
なぜなら、月曜日は重要案件の最終締切日。
慌てて個人チャットを開き、極力優しくメッセージを打ち込みました。
『体調大丈夫?無理はしなくていいいけど、月曜締切の案件、資料の進捗だけでも教えてもらえるかな?』
数分後、返ってきたメッセージを見て、私は自分の目を疑いました。
『体調が悪くてパソコンは開けません。そこをなんとかするのがリーダーの仕事ですよね?』
『お大事にと言えないんですか?』
矢継ぎ早に送られてきた、あまりにも攻撃的な言葉。
重要案件を放り出すことへの謝罪は一切なく、完全な逆ギレ。全身の血の気がサッと引いていくのを感じました。
週末返上の代償とSNSの裏切り
「…やるしかないか」
深くため息をつき、私は週末の予定をすべてキャンセル。
土日を丸ごと潰して、彼女が残した未完成の資料を一人で完成させました。疲労で重い身体を引きずり、なんとか月曜日の締切を死守。
事件が起きたのは、その月曜日の夜でした。
疲れ切った頭でベッドに横たわり、何気なくSNSを眺めていた時のこと。
おすすめに流れてきたアカウントに、見覚えのある顔が。
『彼氏と念願の温泉旅行!最高に癒される〜』
写真の中で満面の笑みを浮かべているのは、間違いなく「体調不良でパソコンも開けない」はずの後輩。
豪華な旅館の夕食を前に、ピースサインまで決めている始末。
怒りを通り越し、もはや呆れて言葉も出ません。
そして迎えた水曜日の朝。
「お騒がせしましたー!」
悪びれる様子もなく、驚くほど軽いノリで出社してきた後輩。温泉効果なのか、肌はツヤツヤと輝いています。
「おはよう。……ずいぶん元気そうね」
「はいっ!たっぷり休ませていただいたんで!」
無邪気に笑う彼女の顔と、身勝手極まりない送信履歴。
この強烈なギャップと非常識な態度は、私の心に一生消えない不信感を刻み込みました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
ほかの小説も読む
CHARACTERS
登場人物から探す
THEME
テーマ・シチュエーションから探す
ENDING
結末から探す
最も人気の短編小説
もっと見る >スカッとする短編小説
もっと見る >モヤモヤ短編小説
もっと見る >ゾッとする短編小説
もっと見る >LINEの短編小説
もっと見る >実体験をもとにした短編小説
もっと見る >恋愛トラブル
もっと見る >ハラスメント
もっと見る >金銭トラブル
もっと見る >浮気・不倫
もっと見る >迷惑
もっと見る >仕事のトラブル
もっと見る >非常識
もっと見る >LINE誤爆
もっと見る >思わず気持ちが晴れた「スカッと」
思い出しても背筋が凍る「ゾッと」
その感情を、物語にしませんか。
GLAMでは、あなたのリアルな体験エピソードを
お待ちしています。

GLAM Lifestyle Editorial
編集部
日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
Feature
特集記事


