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「あのBBQのときから、いい感じだったの」私が招いた高校の友人と彼が交際。だが、嫌味な友人に祝福で返した瞬間

「あのBBQのときから、いい感じだったの」私が招いた高校の友人と彼が交際。だが、嫌味な友人に祝福で返した瞬間
涙ながらの別れ話
5年付き合った彼が、ある夜、目に涙をためて切り出しました。
「お前を幸せにできる自信がない。お前には幸せになってほしい」
まるでドラマのような台詞に、私は頭が真っ白になりました。
5年も一緒にいた相手を、そう簡単に諦められるはずもありません。私は食い下がりました。
「別れたくない。他に好きな人ができたなら、そう言って」
「そんなんじゃない」
彼はその一点張りで、目を合わせようとしません。押し問答の末、私は泣く泣く、5年の交際に終止符を打ったのです。
アルバムを開けば、旅行も、記念日も、確かに二人で笑っていました。それを全部、ドラマのような台詞ひとつで手放すのかと思うと、涙が止まりませんでした。
しばらくは何も手につきませんでした。それでも季節が過ぎ、私は少しずつ前を向き始めていました。
笑顔で返した祝福
別れから数ヶ月後、高校時代の友人からお茶に誘われました。
彼女は、私が付き合っていた頃、彼が開いたバーベキューに私自身が招待した子でした。久しぶりに会うなり、彼女はニコニコと切り出します。
「ねえ、なんであんな素敵な人と別れちゃったの?」
私が言葉に迷っていると、彼女はいたずらっぽく続けました。
「私、今、誰と付き合ってると思う?」
口にした名前を聞いて、私はすべてを察しました。相手は、まぎれもなく私の元彼だったのです。
彼女は少しも悪びれず、むしろ得意げに打ち明けました。
「あのBBQのときから、いい感じだったの」
私が招いた場所で、私が付き合っている最中に、二人はもう始まっていた。頭のどこかが、すっと冷めていくのを感じました。
あのバーベキューの日、私は彼女に「来てくれてありがとう」と何度もお礼を言ったのを覚えています。あの笑顔の裏で二人はつながっていたのかと思うと、いっそ乾いた笑いがこみ上げました。
けれど、取り乱してなどやりません。私はにっこり微笑んで、こう返しました。
「そうなんだ。お似合いだよ。幸せになってね」
予想外の反応だったのでしょう。勝ち誇った笑みを浮かべていた彼女の顔が、みるみる強ばっていきます。
「え……怒らないの?」
「どうして? 二人が幸せなら、それでいいじゃない」
言葉を失った彼女を残して、私は伝票を持って席を立ちました。
平気で嘘をついて別れを切り出せる彼と、平気で友達の恋人を奪える彼女。二人は、本当にお似合いだと思いました。
店を出ると、空は驚くほど晴れていました。未練という重い荷物を、ようやく下ろせた気がしたのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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