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夫「誰のおかげで飯食えてる」→妻「通帳見て、うち赤字だよ」家計を独占するモラハラ夫が青ざめた瞬間

夫「誰のおかげで飯食えてる」→妻「通帳見て、うち赤字だよ」家計を独占するモラハラ夫が青ざめた瞬間

口癖で私を黙らせる夫

結婚して二十年、夫はお金の管理をすべて握っていた。私のパート代も生活費も、一円残らず夫の口座に集められていた。

「誰のおかげで飯食えてる」

何か言い返そうとするたび、夫はこの一言で私を黙らせた。俺のほうが稼いでいるんだから口を出すな、そういう理屈だった。

「俺の小遣い、来月から倍にするからな」

そう言われても、私は頷くしかなかった。

家計の中身を見せてもらえないのだから、反論のしようもない。通帳も明細も、すべて夫の引き出しの中だった。

留守中に広げた数字

転機は、夫が長期の出張に出た週だった。留守を任された私は、初めて家計のすべてを自分の手で確かめることにした。

通帳、明細、カードの請求書。テーブルに並べて電卓を叩くと、数字は思っていたのとは違う顔をしていた。

夫の給料は確かに私より多い。けれど、そこから引かれる小遣いと外食代、趣味の出費を足すと、夫の取り分だけで毎月赤字になっていた。埋めていたのは、私のパート代だった。

出張から戻った夫に、私はテーブルの上をそっと指した。

「通帳見て、うち赤字だよ」

夫は鼻で笑いながら椅子に座り、電卓と明細に目を落とした。数字を追う夫の目が、途中でぴたりと止まった。

「……これ、俺の小遣いが」と言いかけて、夫は口をつぐんだ。

「あなたの給料だけだと、毎月足りてないの。埋めてたのは私のパート代。誰のおかげで、の答えはこれだよ」

夫は反論を探すように口を開きかけ、そのまま黙り込んだ。青ざめた顔で、しばらく明細を見つめていた。

横で見ていた娘が、ぽつりと言った。「お母さん、ずっと家計支えてたんだね」

その一言に、夫はもう何も言い返せなかった。

それから夫は、あの口癖を言わなくなった。小遣いは二人で決め、通帳も私が一緒に管理するようになった。今では家計の話になると、先に目を逸らすのは夫のほうだ。

「誰のおかげで」の答えを、私はもう知っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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