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「これ、好きだったよね?」義母が毎月のように届けてくれる気遣いの品→クローゼットに眠る洋服に向き合った私が下した、意外な決断

「これ、好きだったよね?」義母が毎月のように届けてくれる気遣いの品→クローゼットに眠る洋服に向き合った私が下した、意外な決断
娘のように可愛がってくれる義母の、ちょっと困る贈り物
男の子ばかりを育ててきた義母は、嫁いだ私のことを「ようやく来てくれた娘」と可愛がってくれます。実家の母とはまた違う、ふっくらとした柔らかさで包み込んでくれるような人です。
結婚3年目になっても、その熱量は変わりません。週末に伺うと、玄関先からエプロン姿で出てきて、紙袋をどっさり手渡してくれます。
「これ、好きだったよね?」
差し出されるのは、季節の和菓子だったり、近所の漬物だったり、デパートで見つけた焼き菓子だったり。うれしい、本当にうれしいんです。
ただ、義母が「好きだったよね」と思っているお菓子の半分くらいが、実は私の好みとは少しずれている。私は甘いより塩味系が好きなのに、こってりした餡子菓子が箱で届く。苦手な香りのハーブティーが取り寄せで毎月用意される。
洋服も同じでした。「絶対あなたに似合うと思って」と渡されるニットやワンピースは、義母世代の落ち着いた色合いが多めで、手持ちの服と噛み合わない。
夫はその場で「ほんとだ、似合うね」と笑っているし、義母の表情はほどけきっていて、その流れの中で「ありがとうございます」以外の言葉が出てこなかったのです。
妊婦の断捨離で、こっそり手放した日
そんな贈り物が、結婚から数年でじわじわ積み上がっていきました。
クローゼットには、一度袖を通しただけのカーディガン。タグも切らずに眠ったままのワンピース。キッチン棚の奥には、賞味期限が見えてきた未開封のお菓子が並びます。
今年に入って、私は妊娠が分かりました。
つわりが落ち着いてきた頃、安定期の体力を使って一念発起。家じゅうの断捨離を始めたんです。赤ちゃんを迎えるための場所をつくらなきゃ、というのは、自分への大義名分でもありました。
クローゼットの前に立って、眠ったままの服を一枚ずつ広げます。
(ごめんなさい、お義母さん)
心の中で何度も謝りながら、状態のいいものを買取アプリの段ボールに詰めました。フリマで一枚ずつ売る体力はもうないので、まとめて引き取ってもらえる業者を選びます。
後日、画面に表示された査定額は、思っていたより少しだけ高めの金額。私はそれを、義母から頂いた未使用品の代金として、自分のお小遣い口座にこっそり振り替えました。
義母には、これからも何も言えないと思います。
「もらってばかりで申し訳ない」と思いながら手放した服が、巡り巡って小さな積立になっていく。それが申し訳ないのか、ありがたいのか、自分でもまだ整理がついていません。
赤ちゃんが生まれたら、また紙袋がどっさり届くのでしょう。私はきっと、また「ありがとうございます」と笑って受け取るのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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