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「新居の家賃は、誰が出すの」過去の経験から心配していた叔母→両家の顔合わせで踏み込みすぎた一言に絶句

両家が初めて顔を合わせた食事会
結婚が決まり、両家の顔合わせを兼ねた食事会を開いたときのことです。
両親だけでは少し堅苦しくなりそうだということで、普段から家族ぐるみで付き合っている叔父や叔母にも声をかけました。私たちも含めて十人ほどの、少しにぎやかな席になりました。
最初は緊張していたものの、食事が始まると自然に会話も弾みました。母が私の子どものころの話をすると、婚約者のお父様も笑いながら相槌を打ってくれます。
「これから二人でいい家庭を作っていけるといいですね」
そんな言葉も聞こえてきて、私はようやく肩の力が抜けました。
ところが、料理が半分ほど進んだころです。
母方の叔母が、新居の話を聞いてきました。
「結婚したら、どのあたりに住む予定なの?」
私が駅から少し離れた賃貸マンションを探していると答えると、叔母は少し心配そうな顔をしました。
叔母の娘は数年前に結婚していて、その際、家賃や生活費の負担について夫婦でなかなか話がまとまらなかったそうです。そのことを以前から聞いていたので、叔母が気にする理由自体は分かりました。
ただ、その次の質問には少し驚きました。
「新居の家賃は、誰が出すの?」
婚約者のお母様が箸を止めたのが分かりました。
心配からの質問が、少しずつ踏み込んだ話に
「そのあたりは二人で相談して決めています」
婚約者がやんわり答えましたが、叔母は自分の娘の経験を思い出したのか、さらに話を続けました。
「最初に決めておかないと大変なのよ。家賃は折半?それとも収入が多いほうが多めに出すの?」
そこまで聞かれると、私もどう答えるべきか迷いました。
生活費について二人で話し合ってはいましたが、まだ会ったばかりの婚約者の家族の前で、収入や負担割合まで説明するつもりはありませんでした。
叔母はさらに、「仕事は結婚しても続けるの?」「子どもができたら家計はどうするの?」と続けます。
悪意がある様子ではありません。むしろ、自分の娘が苦労したからこそ、私には同じ思いをしてほしくないという気持ちだったのだと思います。
それでも、私はだんだん居心地が悪くなっていました。
すると父が、少し笑いながら口を挟みました。
「まあまあ、その辺は本人たちが一番考えてるだろう。今日は細かい家計会議の日じゃないんだから」
叔母もそこでようやく気づいたようで、「そうよね、ごめんね」と笑い、話題は料理の話へと移っていきました。
その後は再び和やかな雰囲気に戻りましたが、私は少しだけ複雑な気持ちが残りました。
心配してくれていたことは分かりますし、叔母なりの親切だったのでしょう。ただ、どれだけ相手を思っての言葉でも、お金や将来のことには本人たちから話すまで踏み込まないほうがいい場合もあります。
あの日のことを思い出すたび、善意でも距離を間違えると相手を困らせてしまうのだと感じています。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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