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「公園で遊ばせてるだけでいいの?」子供の教育に苦言を呈すママ友。だが、私が張り合うのをやめた瞬間

「公園で遊ばせてるだけでいいの?」子供の教育に苦言を呈すママ友。だが、私が張り合うのをやめた瞬間

親切だったママ友が、会うたびに口にしたこと

娘が幼稚園に入ってすぐ、いちばん最初に声をかけてくれたのが彼女だった。

行事の持ち物や園のちょっとした決まりも、私が戸惑っているとすぐに教えてくれる。話しやすくて親切な人だなと、最初はそう思っていた。

けれど、送り迎えのあとに立ち話をするようになると、少しずつ気になることが増えていった。

話題はいつも、子どもが何をできるようになったかということだった。

「あの子、もうひらがな全部読めるんだって」

「○○ちゃんは、もう習い事を二つ始めたらしいよ」

誰が何を習っているのか、何歳で何ができるようになったのか。彼女はよく知っていた。

ある日、娘の習い事について聞かれたので、まだ特に何もさせていないと答えた。

すると彼女は少し驚いたような顔をした。

「うちは英語を始めたよ。早いうちからやったほうがいいって聞いたから」

それから、園の近くの公園でよく遊んでいると話した私に、こう続けた。

「公園で遊ばせてるだけでいいの?」

悪気があったのかは分からない。それでも、その言葉は引っかかった。

「早く始めないと、あとで差がついちゃうかもしれないよ」

そう言われると、本当に何か始めたほうがいいのだろうかと不安になった。家に帰ってからも、近所の教室を調べようかと考えていた。

娘を見て、比べるのをやめようと思った

その日の夕方、娘と一緒に公園へ行った。

しばらくすると、娘が地面にしゃがみ込み、夢中になって何かを探し始めた。

「ママ、見て」

差し出した手のひらには、まっぷたつに割れたどんぐりと、先だけ赤くなった葉っぱが乗っていた。

「こっちは中が見えるの。こっちの葉っぱは、赤と緑が両方あるよ」

娘はうれしそうに説明していた。

その姿を見ているうちに、さっきまで気にしていたことが少しどうでもよくなった。

英語を習っている子もいれば、文字を読むのが得意な子もいる。娘には娘なりに、今おもしろいと思っていることがある。

誰かに追いつくためだけに、急いで何かを始める必要はないのかもしれない。そう思った。

数日後、送り迎えで彼女と会うと、また習い事の話になった。

「何か始めることにした?」

以前なら、何もしていないと言うのが少し恥ずかしかったと思う。

けれど、その日は普通に答えられた。

「まだ。うちは、もう少し今のままでいいかな」

彼女は「そっか」とだけ言った。

それからも会えば挨拶をするし、園の情報を教えてもらうこともある。

ただ、子どもの成長を比べるような話が続いたときは、無理に付き合わず、早めに切り上げるようになった。

娘と公園へ向かいながら、「今日は何して遊ぶ?」と聞く。そんな時間を大切にしたいと思っている。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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