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「なかなか会えないから、その分もね」うちの子は3千円、義姉の子は1万円のお年玉と知った時に感じた違和感とは

「なかなか会えないから、その分もね」うちの子は3千円、義姉の子は1万円のお年玉と知った時に感じた違和感とは
同じ年ごろの孫に、違う金額のお年玉
3年ほど前のお正月、夫の実家に親戚が集まりました。
義姉一家は県外に住んでいて、夫の実家に来るのは年に一度あるかないかです。そのため、うちの子と義姉の子が顔を合わせるのも久しぶりでした。二人は同じ小学生ということもあり、朝から座卓のまわりで遊んでいました。
昼食が終わると、義母がぽち袋を持ってきました。
「はい、お年玉」
子どもたちは順番に受け取り、うちの子も「ありがとう」と頭を下げました。
帰り支度をしていると、うちの子が私のそばで袋を開けました。中には3千円が入っていました。
小学生のお年玉として十分な金額です。本人も嬉しそうにしていたので、私も特に何も思いませんでした。
ところがその少しあと、義姉の子が母親に話している声が聞こえてきました。
「ばあばから1万円もらったよ」
思わず手が止まりました。
聞き間違いかとも思いましたが、義姉も「そんなにもらったの?」と驚いていたので、本当に1万円だったようです。
もちろん、義姉の子に何か思うところがあるわけではありません。
お年玉は義母のお金ですし、いくら渡すかを決めるのも義母です。
それでも、同じくらいの年齢の孫にこれだけ差があることが、少し引っかかりました。
帰る前、台所で義母と二人になったとき、私はなるべく責めるような言い方にならないように聞きました。
「お義母さん、さっきのお年玉なんですけど、子どもによって金額を変えているんですか?」
すると義母は、特に隠す様子もなく答えました。
「あの子にはなかなか会えないでしょう。誕生日なんかも何もしてあげられてないから、その分もまとめて入れたのよ」
そこで初めて、義母なりの理由があったことを知りました。
義姉一家は遠方に住んでいるため、誕生日やちょっとした行事でも会えません。一方、私たちは比較的近くに住んでいて、年に何度か顔を出していました。
理由を聞けば理解できない話ではありません。
ただ、子どもたちはそこまで事情を知りません。同じ日に同じ祖母からもらったお年玉の金額が大きく違うと知れば、うちの子がどう感じるのだろうという心配は残りました。
帰宅してから、夫に話しました
その場ではそれ以上何も言わず、家に帰ってから夫に話しました。
夫も最初は、「母さんなりの理由があったんだろうな」と言いました。
私もそれは分かっていると伝えました。
「金額を同じにしてほしいっていうより、子ども同士で分かる形になるのがちょっと心配なんだよね」
そう言うと、夫もしばらく考えていました。
後日、夫から義母にそれとなく話してくれたそうです。
「会えない分を何かしてあげたい気持ちは分かるけど、お年玉とは別にしたほうがいいんじゃない?」
夫がそう伝えると、義母も「ああ、そういうふうに見えるのね」と納得したようでした。
翌年のお正月、義母は子どもたちに同じ金額のお年玉を渡していました。義姉の子には、それとは別に少し遅れた誕生日プレゼントを用意していたようです。
義母に悪気があったわけではありません。ただ、大人にとっては理由のある違いでも、子どもから見ると単純な「差」に見えてしまうことがあります。
あの正月以来、誰かに何かを渡すときは、渡す側の気持ちだけでなく、受け取る側からどう見えるかも考えたいと思うようになりました。
※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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