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「お願い、電話を切って」距離が近すぎた年下の同僚→私が我慢出来ずにブロックしたワケ

「お願い、電話を切って」距離が近すぎた年下の同僚→私が我慢出来ずにブロックしたワケ
待ち合わせの連絡先
短期の派遣で入った職場に、同じグループの年下の女性がいました。
二十代の半ばくらいでしょうか。人懐っこくて、初日から気さくに話しかけてくれる人でした。
朝は最寄りの駅で待ち合わせて、一緒に出社することになりました。
そのために、連絡先を交換したのです。
「先輩って、休みの日は何してるんですか。彼氏はいます?」
交換したその日から、まだそこまで親しくないはずの私に、彼女はずいぶん込み入った話をしてきました。
少し面食らいましたが、オープンな性格なんだろうと、そのときは軽く受け止めていたのです。
朝から夜まで
違和感がはっきりしてきたのは、仕事を終えて駅で別れたあとでした。
改札で手を振って別れたのに、電車に乗った直後から、もう連絡が届きはじめるのです。
「もう電車乗りました?」
「いや、もう最寄駅で降りたよ」そう返すと、待っていたように電話が鳴りました。
歩きながら出ると、家にたどり着くまで、話はずっと続きます。
「家、着きました」と伝えても、彼女は電話を切ろうとしませんでした。
夕飯の途中も、お風呂の前も、耳元でずっと誰かの声がしている。朝、目を覚ませば、もう最初の一通が届いていました。
「おはようございます。よく眠れましたか」
朝起きてから夜眠るまで、私の一日には、途切れることなく彼女の連絡がついて回るようになっていたのです。
静かに引いた線
悪い人ではないのは、分かっていました。
ただ、私とこの人とでは、心地よいと感じる距離が、あまりに違っていた。それだけのことなのだと思います。
「お願い、電話を切って」
気づけば、そんな言葉が口をついて出ていました。
誰かを責めたいわけではありません。
ただ、このままでは自分がすり減ってしまう。それだけは、はっきりと分かったのです。
短期の契約が終わる、その最終日でした。
いつものように挨拶を交わして職場を出たあと、私は静かに彼女の連絡先をブロックしました。
その夜、電話はもう鳴りませんでした。部屋がしんと静まりかえって、私はようやく肩の力が抜けていくのを感じたのです。
自分の時間が、そっと戻ってきました。
距離を取るのは、冷たいことではない。自分を守るために線を引いていいのだと、あのとき私は、はじめて自分に許してあげられた気がしました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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