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「子どもの風呂は?」家事を押し付ける夫。だが、小学生の娘のひと言が夫を固まらせた瞬間

「子どもの風呂は?」家事を押し付ける夫。だが、小学生の娘のひと言が夫を固まらせた瞬間
名もなき家事は、全部私の担当
結婚して数年。夫は周りに「俺は家事も育児も手伝ってる」と胸を張ります。
けれど実態はまるで違いました。洗濯物を畳んでも、途中で必ず手が止まるのです。
「これ、どこにしまえばいいかわからない」
子どもが泣いていても、腰を上げるのは私だけ。
「ママの方が落ち着くでしょ」
そう言って、夫はスマホから目を離しません。
手伝うというのは、名前のついた家事を気が向いたときにやること。夫の中では、それで十分だったのでしょう。
そんな毎日が続いた休日の夕方、仕事の疲れが一気に出ました。
体温計は38度を超え、私は布団から起き上がれなくなったのです。
熱で動けない私に、夫の第一声
夕方に帰宅した夫は、寝室のドアを開けるなり言いました。
「俺の夕飯はどうする」
続けて「子どもの風呂は?」と、当然のように聞いてきます。心配の言葉は一つもありませんでした。
「今日は無理だから、お願い」
絞り出した声に返ってきたのは、不機嫌な舌打ちでした。
「なんで俺が?こっちも仕事で疲れてるんだけど」
そのとき、寝室の入口で聞いていた小学生の娘が、ぽつりと言ったのです。
「パパって、いつも怒ってるね」
夫の動きが、そこで止まりました。
「いや、怒ってるわけじゃ……」
言い訳の途中で声がしぼみ、夫は気まずそうに視線を床へ落としました。娘はきょとんとしたまま私の枕元に来て、小さな手を額に当てます。
「ママ、お水持ってこようか」
私は娘を抱き寄せて、夫に聞こえるように言いました。
「パパも疲れてるんだよ。でも、家族だから助け合わないとね」
夫は何も言い返さず、そのまま寝室を出ていきました。
翌朝、夫が自分から下げた頭
その夜、台所からは慣れない包丁の音が、ずっと聞こえていました。娘の笑い声も混じっています。
翌朝、目を覚ますと、夫が枕元に座っていました。
「昨日は悪かった。俺、家のこと何もしてなかったな」
あれだけ手伝っていると言い張っていた人が、初めて自分の口でそれを認めたのです。
「今日からできることはやるよ。まずはゴミ出しと、子どもの送り迎えから」
「そう。助かる」
私はそれだけ返しました。気にしないで、とは言いません。言う必要もありませんでした。
それから夫は、毎朝ゴミ袋を提げて先に玄関を出るようになりました。娘に「パパ、今日は怒ってない?」と聞かれるたび、決まりが悪そうに目を逸らします。
手伝ってる、というあの口癖は、それ以来一度も聞いていません。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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