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夫「昼間に寝られるだろ」夜中の授乳でフラフラの妻に放った無神経な言葉。翌朝、妻が見た光景とは

夫「昼間に寝られるだろ」夜中の授乳でフラフラの妻に放った無神経な言葉。翌朝、妻が見た光景とは
寝不足の朝に届いた一言
第一子が生まれて一か月。夜中の授乳で、私はまともに眠れない日が続いていた。二時間おきに泣く我が子を抱いて、暗いリビングをずっと往復していた。肩は凝り固まり、足元はふらついていた。
夫は「仕事が忙しい」と言って、おむつ替えもミルク作りもほとんどしなかった。帰宅すればソファに沈み込み、子どもが泣いても「任せた」とだけ言う。ある朝、まぶたが落ちそうな私に、夫がこう言った。
「昼間に寝られるだろ」
その瞬間、頭がかっと熱くなった。
「昼間って、いつ?この子、置いて寝られると思う?」
「いや、寝てる隙にさ」
「その隙に洗濯も離乳食もやってるんだけど」
夫は面倒くさそうに新聞へ目を戻した。私の言葉は、まるで届いていなかった。
限界の夜に流した涙
我慢の糸が切れたのは、その日の夜だった。夫がソファでくつろぐ横で、私は泣きながら、ためていた全部をぶつけた。
「私、もう何日もまともに寝てない」
夫は黙って、こちらを見ていた。
「あなたは寝られるよね。私は夜中も昼間も、ずっとこの子と二人なの」
「……」
「忙しいのはわかる。でも、大変なのは私だけって思われるのが、つらい」
夫は何か言いかけて、口を閉じた。それから、ゆっくり目を伏せた。いつも余裕ぶっていた顔から、表情が消えていた。
「ごめん」
その夜、夫はそれ以上、何も言わなかった。私も泣きつかれて、子どもの横で眠ってしまった。
テーブルに置かれた一冊
翌朝、リビングのテーブルに見慣れないノートが置いてあった。開くと、夫の字でこう書いてあった。
「三時、ミルク一二〇。四時半、おむつ。六時、また泣く」
夜中の授乳の時刻と分量が、几帳面に並んでいた。前の晩、私が眠ったあと、夫が一人で起きて、子どもの世話をしながら記録をつけていたのだ。ページの端には、泣きやまずに困ったらしい走り書きまで残っていた。
「これ、昨日の夜の分。やってみて、大変さ、全然わかってなかった」
夫はミルクを作りながら、ぽつりと言った。手つきはぎこちなかったけれど、本気だった。
「昼間に寝られるだろ、なんて、よく言えたなって思った」
あの無神経な一言を口にした人とは、もう別人だった。それからの夫は、夜泣きの番を代わり、ノートに回数を書き込み続けた。
「今日は俺が起きるから、寝てて」
並んだ数字を眺めて、私は思わず笑ってしまった。怒鳴って突きつけるより、見えるものを自分で書き残してくれたほうが、ずっと心に届いた朝だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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