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【日常ミステリー】消えたゴールドのネックレス→母から届いた高校の卒アルから3年越しに落ちた

家族総出で探しても出てこなかった一本
3年前のある夕方、リビングのソファに座った瞬間、首元の軽さに気づきました。母から成人祝いに贈られたゴールドのチェーンが、いつの間にか消えていたんです。
慌ててクッションをめくり、ソファの裏に手を突っ込み、床に膝をついてカーペットを撫でました。
夫も子どもも一緒になって探してくれました。テレビ台の裏、ゴミ箱の中、玄関のマット、洗濯機の排水フィルターまで、思いつく場所はすべてひっくり返したのを覚えています。掃除機の紙パックも分解して中身を広げました。
「この部屋から出てるわけがないんだけど」
3日間続けてもチェーンは出てきませんでした。一週間、一か月と過ぎ、私は諦めました。きっと玄関先で落として、誰かが持って行ったんだろう。
そう自分に言い聞かせて、頭の中から消したんです。母にも申し訳なくて、しばらく実家に帰る気になれませんでした。
実家から届いた段ボールの中に入っていた一冊
それから2年が経ったある日、実家の母から段ボールがひとつ届きました。
中を開けると、見覚えのある分厚いアルバムが入っていました。高校時代の卒業アルバムです。
「クローゼットの奥から出てきたから、もう持って帰っときな」
母からの電話にそう言われ、懐かしくなってリビングのテーブルでページをめくりはじめました。クラスメイトの顔、修学旅行、文化祭の写真。20年近く開いていなかった一冊が、長く眠っていた紙の匂いを放っていました。
中盤あたりのページを開いた瞬間、何かがテーブルの上にポロッと落ちました。冷たい金属の音がして、視線を落とすと、それは2年前にリビングで消えたあのゴールドチェーンだったんです。
どう考えても説明がつかない朝
そのアルバムは、私が結婚してからずっと実家のクローゼットで眠っていたものでした。失くした当時、我が家には間違いなく存在しなかった本です。
誰かが我が家からアルバムまで運んでページに挟むなど、物理的に不可能でした。
しかも、開いたページとその隣のページは、長年閉じられて完全に密着していたんです。チェーンの形が紙に薄くついていてもおかしくないくらい、ぴったりと貼り付いていました。
「どうしてここに」
夫に見せても、ただ首をかしげるばかりでした。オカルトは信じないタイプの私ですが、あの朝のことだけはどう理屈をつけてもうまく飲み込めません。
ネックレスは今も大切に保管していますが、ふと取り出すたびに、あの密着していたページの感触を思い出します。
3年が経った今も、答えは出ないままです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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