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「せっかく掃除したのにお礼も言わないなんて」声もかけずに他人のデスクを片付けた先輩→陰口で知った私のモヤモヤ

「せっかく掃除したのにお礼も言わないなんて」声もかけずに他人のデスクを片付けた先輩→陰口で知った私のモヤモヤ

知らない間に片付いていたデスク

会社に入って2年目のころ、ひとつ年上の先輩と同じフロアで働いていた。話しやすく面倒見のよい人で、私もなにかと相談に乗ってもらっていた。

ある日、外出先から戻ってデスクに座ると、なんとなく整っている気がした。書類の重ね方が変わっていたし、引き出しの上に置きっぱなしにしていた文具もまとめて端に寄せられていた。

特別散らかしていたつもりはなかったが、机の上がすっきりしているのは確かだった。誰かが片付けてくれたのかと思いつつも、誰かから声をかけられたわけではない。自分の記憶違いかとも思い、そのままにしておいた。

陰口として耳に届いた言葉

数日後、別の同僚から「最近、先輩があなたのこと気にしてるみたいだよ」と言われた。どういう意味か尋ねると、言いにくそうに口を開いた。

「せっかく掃除したのにお礼も言わないなんて」

その言葉が、先輩から職場の数人に伝わっていると聞いて、頭が真っ白になった。まさかあのデスクの変化が先輩によるものだったとは。しかも、誰も私に直接教えてくれていなかった。

先輩から「片付けておいたよ」と一言もなかった。「ありがとうと言わないの?」という問いかけも届かなかった。掃除された事実を知ったのが、陰口というかたちだったのだ。

「どうすればよかったんだろう」と何度も考えた。気づいたうえでお礼を言えなかったわけではない。知らなかっただけだ。それなのに、礼儀のない人間として語られていると思うと、体の力が抜ける感覚があった。

答えが出ないまま今も残るモヤモヤ

先輩の行動を悪意があったとは思いたくない。善意でやってくれたのだろう。でも、声をかけてくれていれば、その場でお礼を言えた。事前に一言あれば、こんなふうにこじれることもなかった。

その後、先輩との関係はぎこちなくなった。何を言っても空気が重く、どう接したらよいのかわからないまま数か月が過ぎた。結局、誤解を解く場は設けられなかった。

私は今でも考えることがある。知らない間に誰かに何かをしてもらって、それを知らずにいるだけで非常識と呼ばれることがあるのだろうか。答えは出ないし、出ないまま胸の奥に残っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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