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「本気になっちゃったんで」職場で付き合ってる彼を奪った女。だが、同僚と協力して2人を追い詰めた結果

逃げ場のない職場で気づいた違和感
彼とは同じ職場で付き合っていた。結婚も意識していたし、周りも公認の仲だった。
この先を疑ったことなんて、一度もなかった。
違和感が出てきたのは、ささいなことからだった。
帰宅時間がずれる。休日の予定をはぐらかす。
聞いても「仕事が立て込んでるだけ」と笑うだけ。
そんなとき、別の部署の同僚が声をひそめて言った。
「この前、彼と後輩の子が二人でいるの見ちゃって。言うか迷ったんだけど」
その日の夜、彼に確かめた。
返ってきたのは、迷いのない否定だった。
「は?後輩と?ただ仕事の相談に乗ってただけだろ」
「二人きりで会う必要、ある?」
「考えすぎだって。やましいことなんて何もない」
確信犯の後輩と、揃えた記録
けれど、証拠は次々と出てきた。
彼と後輩が交際しているやりとり。二人で出かけた日付。私の留守を狙ったような時間帯。
そして、いちばん許せなかったのはその後輩だった。
給湯室で二人きりになったとき、彼女は悪びれずに言ったのだ。
「先輩と付き合ってるの知ってましたよ」
「知ってて、近づいたってこと?」
「だって、本気になっちゃったんで。仕方ないですよね」
私は感情的に騒がなかった。
職場で泣き喚いても、得をするのは向こうだ。
代わりに、彼とのやりとりや交際期間がわかる記録を、静かに集めはじめた。
付き合いはじめた日のメッセージ。
お互いの両親に挨拶した予定。
私が留守だった日に、二人が会っていた履歴。
日付の食い違いが起きないように、一つずつ照らし合わせていった。
同僚にも、見たという日のことをそっと確認した。
彼女は「日付までは覚えてるよ」と協力してくれた。
集めるほど、後輩が「知らなかった」では逃げられない事実が積み上がっていく。
すべてを揃えた朝、私は二人を会議室に呼んだ。
机の上に、日付の入った記録を一枚ずつ並べていく。
「これ、ぜんぶ二人が会ってた記録。私と付き合ってる間のね」
後輩の顔から、余裕の色がすっと引いた。
「ちょっと、何これ……」
「あなたが『知ってた』って言った日のことも、書いてあるよ」
彼は声を裏返らせた。
「待て、これは話せば…」
「もういい」
後輩は言いかけて、口を閉じた。
会議室を出るとき、廊下で立ち話していた同僚が、気づかわしげに小さくうなずいてくれた。
立場が入れ替わったのが、はっきり見えた瞬間だった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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