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「どうして、ここに来るのかな」他の席が空いているのに真横に座り続けた女性。子供を見守っていた私が感じた本音とは

どうしてここに来るのかな他の席が空いているのに真横に座り続けた女性子供を見守っていた私が感じた本音とは

いつもの公園で、荷物を置いて子どもを見守っていた

週に何度か子どもたちと通っている公園には、屋根がついたベンチとテーブルが、少しずつ間隔を空けて設置されています。

子どもを遊ばせている保護者が、水筒や上着を置いたり、休憩したりする場所です。

もちろん誰か専用の席ではありません。

その日も私は、年長と小学校低学年の息子2人ぶんの水筒や上着、自分の荷物をひとつのテーブルにまとめて置きました。

「喉が渇いたらここに戻っておいで」

「はーい」

息子たちは元気よく滑り台のほうへ走っていきます。私はベンチから少し離れた場所で、様子を見守っていました。

平日の午後だったため、公園はそれほど混んでいません。屋根付きのベンチも、ほかにいくつか空いていました。

空いている席を通り過ぎ、女性がこちらへやってきた

しばらくすると、自転車を押した見知らぬ女性がやってきました。

幼稚園児くらいの男の子を後ろに乗せています。

私は何となく眺めていたのですが、女性は空いているベンチをいくつか通り過ぎ、そのまま私たちが荷物を置いている場所へ向かってきました。

そして、自転車を荷物のすぐ横に停めたのです。

一瞬、知り合いと待ち合わせをしているのかなと思いました。

子どもを遊具の近くで見守るには、この場所が都合よかったのかもしれません。

(どうして、ここに来るのかな)

女性は男の子を自転車から降ろすと、遊具のほうへ送り出しました。そしてそのまま、私たちの荷物が置いてあるベンチの空いた部分に腰を下ろします。

公共のベンチなので、座ってはいけないわけではありません。

それでも、周囲には誰も使っていないベンチがいくつもあります。自転車まで荷物のすぐそばに置かれたことで、私は少し戸惑ってしまいました。

戻っても、女性は何も言わなかった

女性は私のほうを見ることもなく、黙って自分の子どもを眺めています。

悪いことをされたわけではありません。荷物に触られたわけでもなく、声をかけられたわけでもありません。

だからこそ、こちらから「そこは使っています」と言うのも違うような気がしました。

ただ、自転車と女性のすぐ横から荷物を取らなければならない状況が、どうにも落ち着きません。

しばらく迷った末、私は息子たちに声をかけました。

「そろそろ帰ろうか」

「えー、まだ遊びたい」

名残惜しそうな2人を連れてベンチへ戻ります。

私たちが近づいても、女性は立ち上がったり、少し場所を空けたりする様子はありませんでした。私は自転車の横から水筒や上着をひとつずつ取り、荷物をまとめます。

そのあいだも、女性とは一度も目が合いませんでした。

もちろん、公共の場所なので誰がどこに座るかは自由です。もしかすると女性にとっては、子どもを見守りやすい場所だっただけなのかもしれません。

それでも、ほかに空いている場所がいくつもあるなかで、わざわざ荷物のすぐ横まで来て座られたことには、最後まで少しモヤモヤが残りました。

公園へ行くたび、ときどきあの日のことを思い出します。

※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。

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