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「帰る方向、こっちじゃなかったよね」同じ志望校だと分かった相手との雑談から始まった違和感を、予備校側に相談した結果

「帰る方向、こっちじゃなかったよね」同じ志望校だと分かった相手との雑談から始まった違和感を、予備校側に相談した結果
同じ志望校だと分かり、少し話しただけだった
予備校の講義室で、たまたま隣になった人がいました。
私が床に落としたテキストを拾ってくれたことをきっかけに、授業が始まるまで少し話す流れになったのです。
話してみると、志望している大学が同じでした。
「この前の模試、難しかったですよね」
「難しかったですね。英語、時間が足りなくて」
そんな話を5分ほどしただけでした。
同じ志望校なら受ける講座もある程度重なるため、その後も教室で顔を合わせること自体は不思議ではありませんでした。
ただ、数日すると少し気になることが増えていきました。
私が教室に入って席に座ると、その人があとからやってきて、隣の席に荷物を置くようになったのです。
「今日も隣、いいですか」
最初のうちは、同じ大学を目指している人と話せるのがうれしいのだろうと思っていました。
本人も「一人で勉強していると不安だから、知っている人がいると安心する」と話していたからです。
ところが、私が友人と一緒に座っている日でも、近くの席を選ぶようになりました。
授業後には「今日、自習室行きますか」「何時くらいまで残りますか」と予定を聞かれることも増えていきました。
私はそのたびに「まだ決めてないです」「友達と約束があるので」と曖昧に答えていました。
予備校の近くにあるカフェで友人と勉強していた日にも、その人が入ってきたことがありました。
そこは予備校生がよく利用する店だったので、それだけなら偶然でもおかしくありません。
ただ、その人は私たちを見つけると、そのままテーブルまで来ました。
「ここにいたんですね。何の勉強してるんですか」
友人との会話に当然のように入ってくる姿を見て、私は初めてはっきりと居心地の悪さを感じました。
いつもと違う電車に乗った日にも、同じ姿があった
決定的だったのは、授業が終わったあとのことです。
最初に雑談したとき、その人とは帰る方面が違うことを話していました。
私は西側、その人は反対方向の路線を使うと言っていたのです。
ところがある日、私がホームで電車を待っていると、少し離れたところにその人が立っていました。
「今日はこっちなんですね」
そう声をかけられ、私は「用事があるので」とだけ答えました。
その日は本当にたまたまかもしれないと思いました。
ですが数日後、普段とは一本違う電車に乗ったときにも、同じ車両にその人が乗ってきました。
さすがに怖くなり、その日の帰りに友人へ相談しました。
「帰る方向、こっちじゃなかったよねって思って」
友人は少し考えてから言いました。
「一回だけなら偶然かもしれないけど、気になるなら先生か受付に話したほうがいいよ」
それから数日は、友人が授業後に一緒に帰ってくれました。その人は私たちが二人でいると、近づいてきても少し話すだけで離れていきました。
それでも、教室では私の近くに座ろうとすることが続きました。
そこで私は、予備校の講師に相談しました。
講師は話を聞いたあと、「こちらだけで判断せず、教務にも共有します」と言ってくれました。
その日のうちに受付のスタッフとも話をすることになり、席の位置を調整してもらいました。
さらに、同じ内容を扱う別時間帯のクラスに空きがあったため、希望すれば移れると案内されました。
私はクラスを変更することにしました。
翌週から受講する時間が変わり、その人と顔を合わせることはほとんどなくなりました。
相手にどこまで悪気があったのかは、今でも分かりません。同じ志望校だと知って、本人はただ仲のいい勉強仲間になったつもりだったのかもしれません。
それでも、こちらが距離を取りたいと思っているのに近づかれることが続けば、不安になるものです。
「気にしすぎかもしれない」と一人で抱え込まず、友人や予備校の人に相談できたことで、ようやく安心して授業に通えるようになりました。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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