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「そんなに仲良かったっけ?」話したこともない同級生。だが、私との思い出を語っていた姿に感じた違和感

話したことのない同級生が、私との思い出を語っていた
高校三年生になって間もないころ、休み時間に友達から妙なことを聞かされました。
「あの子、あなたと仲いいって話してるよ」
名前を聞いても、すぐには誰のことか分かりませんでした。同じ学年ではありましたが、クラスも違い、話した記憶もありません。
「そんなに仲良かったっけ?」
そう聞き返すと、友達は少し困ったような顔をしました。
どうやらその同級生は、共通の友人から私の話を聞くうちに、いつの間にか自分も私と親しいかのように話すようになっていたそうです。
「前に一緒に帰ったことがある」とか、「こんな話をした」とか。どれも私には覚えがありません。
最初は、誰かと勘違いしているのだと思いました。
けれど、その後も別の友達から似た話を聞くようになりました。
「この前も、あなたのこと昔から知ってるみたいに話してたよ」
悪口を言われているわけではありません。それでも、実際にはほとんど接点のない相手との“思い出”が、自分の知らないところで増えていくことに、何とも言えない気味の悪さを感じました。
SNSでも、距離の近さに戸惑うようになった
そのころから、SNSにも見覚えのないアカウントから申請が届くようになりました。
共通の友達が何人か表示されていたため確認すると、例の同級生だと分かりました。
私は直接話したこともなかったので、申請を承認しませんでした。
すると数日後、学校で友達から言われました。
「申請したのに反応してくれないって言ってたよ」
それを聞いて、さらに戸惑いました。
私にとってはほとんど知らない相手なのに、向こうではすでに親しい友達のような感覚になっているようでした。
その後、また申請が届きましたが、私はそのままにしました。
しばらくすると、共通の友人の一人が相手に「実際にはほとんど話したことがないんだよね」と伝えてくれたそうです。
それ以降、私について何かを話しているという話は、少しずつ聞かなくなりました。SNSの申請も来なくなりました。
結局、本人と直接話すことは一度もありませんでした。
もしかすると、共通の友人から何度も私の話を聞くうちに、本当に近しい存在のように感じてしまったのかもしれません。
ただ、本人がそう思っていることと、実際の関係は別です。
自分の知らないところで、自分との思い出が作られていた。今でも高校時代を思い出すと、ときどきあの不思議な出来事を思い出します。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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