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「五分は待てないな」コンビニのホットスナックを食べたかった客→売り切れに困った客が、その場で試した奇抜な方法とは

目当ての商品が売り切れていた朝
朝の通勤時間帯、コンビニのレジには急いでいるお客様が次々とやってきます。
その日、五十代くらいの男性がレジ横のホットスナックを指さしました。
「串に刺したから揚げ、ひとつちょうだい」
しかし、目当ての商品は少し前に最後の一本が売れたばかり。ケースの中は空になっていました。
「申し訳ありません。ただいま売り切れています。新しく揚がるまで、五分ほどかかります」
そう伝えると、男性は腕時計を確認しながら首を振りました。
「五分は待てないな。もう電車の時間なんだよ」
男性は諦めて店を出るのかと思いましたが、空になったケースを見つめたまま、しばらくその場を動きませんでした。
すると、何かを思いついたように弁当売り場へ向かいます。
しばらくして男性が持ってきたのは、から揚げ弁当でした。
「これなら、から揚げが入っているよな」
男性は弁当の中身を確かめると、そのまま会計を済ませました。
割り箸を使った奇抜な方法
私は弁当と一緒に、割り箸とおしぼりを渡しました。
ところが男性はすぐには店を出ず、店内のイートインスペースへ向かいます。
何をするのだろうと気になって見ていると、男性は購入した弁当の蓋を開けました。
そして割り箸を割ると、そのうちの一本を手に取ります。
「弁当のから揚げを刺せばいい」
男性はそうつぶやきながら、弁当に入っていたから揚げへ割り箸を慎重に押し込みました。
一つ目は衣が崩れそうになり、箸を持つ手が止まります。それでも角度を調整しながら、二つ目、三つ目と重ねていきました。
やがて一本の割り箸に、から揚げが三つ並びました。
男性は自分で作った串付きのから揚げを眺め、満足そうにうなずきます。
「これならすぐ食べれるな」
希望の商品とまったく同じではありませんが、見た目はよく似ています。
そこまでして串に刺した状態で食べたいのかと驚きましたが、男性にとっては大切なこだわりだったのでしょう。
男性は残ったご飯やおかずが入った弁当を袋に戻すと、自分で作った串付きのから揚げを手に店を出ていきました。
目当ての商品がなければ、普通は諦めるか、別の商品を選ぶものです。ところが男性は、弁当のから揚げと割り箸を使い、自分の食べたかったものに近づけてしまいました。
その思いがけない発想に、朝の忙しさを忘れて、思わず笑ってしまった出来事です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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