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「来月から少しずつ、必ず返すから」お金を借りた従姉妹。だが、普段の振る舞いに感じた違和感とは

「来月から少しずつ、必ず返すから」お金を借りた従姉妹。だが、普段の振る舞いに感じた違和感とは
困っている従姉妹に貸した10万円
私が20代で、まだ実家を出たばかりの頃のことです。
昔から仲の良かった従姉妹から、ある日、思いつめた様子で電話がかかってきました。
「夫が事故で仕事を休んでいて、今月の支払いが足りないの。10万円だけ貸してもらえないかな」
従姉妹によると、夫の収入が一時的に減り、家賃や生活費の支払いが厳しくなっているとのことでした。
「来月から少しずつ、必ず返すから」
困っている身内を放っておくことができず、私は貯金から10万円を用意しました。
念のため返済について確認すると、従姉妹は毎月1万円ずつ返すと約束しました。
翌月には、約束どおり1万円が返ってきました。
「今月はこれだけでごめんね。来月も必ず返すから」
私はその言葉を信じていました。
返済が止まった一方で
ところが、その1万円を最後に、返済は止まってしまいました。
夫がまだ仕事に復帰できていないのかもしれない。そう考え、私はしばらく何も言わずに待つことにしました。
それから数か月後、従姉妹と久しぶりに会ったときのことです。
従姉妹は、以前は持っていなかったブランドのバッグを持っていました。
「それ、新しく買ったの?」
私が尋ねると、従姉妹は悪びれる様子もなく笑いました。
「うん。セールになっていたから、思い切って買っちゃった」
さらにその日は、店頭でアクセサリーを眺めながら、店員に取り置きを頼んでいました。
生活が苦しいと聞いていた私は、戸惑いを隠せませんでした。
ブランド品を買う余裕があるなら、少額でも先に返してほしい。そう思いましたが、その場で強く言うことはできませんでした。
後日、私はメッセージを送りました。
「貸したお金のことだけど、今月から少しずつ返してもらうことはできる?」
返ってきたのは、短い返事でした。
「今はちょっと厳しい。余裕ができたら連絡するね」
さらに一か月後にも尋ねましたが、答えは同じでした。
「急に必要な出費があって、まだ返せそうにないの」
返済について話すたびにはぐらかされ、私のほうが細かいことを言っているような気持ちになってきました。
母に相談した翌日
返済が止まってから半年ほどたった頃、私は実家で母に相談しました。
「従姉妹に10万円を貸したんだけど、最初の1万円しか返ってきていないんだ」
母は驚いた顔をしました。
「叔母さんは、そのことを知っているの?」
従姉妹の母親にあたる叔母には、何も話していませんでした。
私は親同士を巻き込むつもりはありませんでしたが、母は心配になったようです。
その日の夜、母は叔母に電話をかけました。
責めるような言い方ではなく、従姉妹の家庭で何か困ったことが起きていないか、確認したそうです。
ところが叔母は、娘が私からお金を借りていたことをまったく知りませんでした。
さらに、従姉妹の夫はすでに数か月前から仕事へ復帰しており、生活費に困っている様子もなかったといいます。
翌朝、私の口座に9万円が振り込まれていました。
残っていた金額が、まとめて返済されていたのです。
しばらくして、従姉妹から電話がかかってきました。
「お母さんたちにまで話すことなかったじゃない」
不満そうな声でした。
私は落ち着いて答えました。
「私も何度か直接お願いしたよ。でも、そのたびに返せないと言われたから、どうすればいいのか母に相談したの」
従姉妹はしばらく黙ったあと、こう言いました。
「返そうと思えば返せたけど、手元のお金が減るのが嫌だった」
叔母から厳しく注意され、貯金から残りの9万円を返したそうです。
その言葉を聞き、私はお金が戻ってきた安心よりも、悲しさを感じました。
本当に返せなかったのではなく、自分の買い物を優先していただけだったからです。
それ以来、従姉妹とは以前のように頻繁に連絡を取らなくなりました。
身近な人であっても、お金を貸すときは、返済期限や方法をきちんと確認しておくべきだったと痛感した出来事です。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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