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「月3000円の区画に、また自転車」無断駐輪を続けた相手を、管理会社が防犯カメラで特定した朝
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「月3000円の区画に、また自転車」無断駐輪を続けた相手を、管理会社が防犯カメラで特定した朝
毎日消える私の区画
引っ越したばかりのマンションで、私は敷地内のバイク置き場をひとつ借りていました。駐輪場のすぐ横に用意された、月3000円のバイク専用の区画です。
借りてから3ヶ月ほど経った頃、異変が始まりました。仕事から帰ってくると、私の区画に見覚えのない自転車が停められているのです。
「月3000円の区画に、また自転車」
思わず口をついて出ました。一度きりならまだしも、それは毎日のように繰り返されるようになったのです。誰の自転車なのかも分からないまま、私のバイクを置く場所が、日ごとに奪われていきます。
「ここ、契約して借りている場所なんですけど」
持ち主に言ってやりたくても、相手の姿は一度も見かけません。残っているのは、我が物顔で停められた一台の自転車だけでした。
私が仕事から戻るのは、いつも日がとっぷり暮れてからです。疲れた体で駐輪場までたどり着き、まず目に飛び込んでくるのが、自分の区画にねじ込まれた見知らぬ自転車。その光景を見るたびに、その日一日の疲れがどっと重くなるようでした。
停める人が悪いのは分かっています。それでも相手が誰かも分からず、注意することもできない。溜まっていくのは、行き場のないいら立ちばかりでした。
防犯カメラが捉えた朝
さすがに耐えかねて、私は管理会社へ連絡を入れました。
「借りているバイク置き場に、毎日勝手に自転車を停められて困っているんです」
担当の方は、丁寧に応じてくれました。
「それは大変ですね。まず注意書きを貼らせていただきます」
数日後、私の区画には張り紙が貼られました。ところが翌日も、その次の日も、自転車は張り紙の真横に平然と停め続けられていたのです。
「これだけ書いても、まだ停めるの」
もう一度電話をかけると、担当の方の声色が変わりました。
「わかりました。あの駐輪場、防犯カメラの画角に入っています。停める時間帯を映像で確認させてください」
それから数日後、朝の早い時間に電話が鳴りました。管理会社が録画をさかのぼり、毎朝同じ人物が自転車を置いていく様子をはっきり捉えたというのです。しかも相手は、同じマンションの住人でした。
「早朝に停めて、日中は別の場所に。契約区画だと知っていて使っていたようです」
管理会社は映像を根拠に本人へ直接警告し、その日のうちに自転車は撤去されました。区画の入口には防犯カメラ作動中の掲示も加わり、それきり見知らぬ自転車が現れることは一度もなくなったのです。
翌朝、がらんと空いた自分の区画にバイクを停めたとき、三ヶ月ぶんの重たい疲れがすっと抜けていくのを感じました。月3000円は、こうして正しく私のものへ戻ってきたのです。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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