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「ゴミ出しは毎日やってるだろ」結婚して半年、家事に協力的な夫。だが、夫の家事を見て感じる違和感

「ゴミ出しは毎日やってるだろ」結婚して半年、家事に協力的な夫。だが、夫の家事を見て感じる違和感
「ちゃんと家事してる」新婚夫
結婚してまだ半年。
夫は家事に協力的な人だと思っていた。ゴミ出しも食器洗いも、頼まなくてもやってくれる。
けれど一緒に暮らすうちに、夫がやっているのは「目に見える家事」だけだと気づいた。ゴミ袋の補充、排水口の掃除、トイレットペーパーの交換、洗剤の詰め替え。
そういう細かい家事は、全部私の役目になっていた。
例えば、ゴミの日。
夫は大きな袋を玄関先まで運ぶと、それで役目を終えたような顔をする。けれど、空になったゴミ箱に新しい袋をかぶせるのは、いつも私だった。
その日も、私は洗面所で切れたハンドソープを詰め替えていた。夫はテレビを見たまま、こちらを見ようともしない。
そのくせ夫は、ソファでくつろぎながら得意げに言った。
「ゴミ出しは毎日やってるだろ」
まるで家事の大半を担っているような口ぶりだった。
私はゴミ袋を新しく取り替えながら、静かに聞き返した。
「じゃあ袋の補充は?」
夫はきょとんとした顔で笑った。
「補充って、そんなの家事のうちに入るのか」
その一言で、私の中の何かが静かに切れた。
名もなき家事を数えたら
私は指を折りながら、ひとつずつ数え上げていった。
「ゴミ袋の補充。排水口のぬめり取り。トイレットペーパーの交換。シャンプーの詰め替え。食器用洗剤の補充。あなたが『やってる』のは、その全部が終わった後の、最後のひと仕事だけだよ」
夫の得意げな表情が、みるみる固まっていった。
「そんな細かいとこまでやらなきゃダメなの…」
「気づいてなかったでしょう。ゴミを出すには、まず新しい袋をセットしないといけない。詰め替えがなきゃ、洗剤も出ない」
夫は口を開けたまま、言葉が出てこない様子だった。ちらりと台所の排水口に目をやり、それからバスルームの棚に並ぶ詰め替えパックを見て、気まずそうにうつむいた。
「…ごめん。俺、手伝った気でいたわ」
声が、だんだん小さくなっていく。
その日から、夫は変わった。詰め替えパックが減っていれば自分で足し、排水口のネットも黙って替えるようになった。
数日後、私が仕事から帰ると、玄関のゴミ箱には新しい袋がきちんとセットされていた。
洗面所のハンドソープも、いつの間にか満タンに戻っている。
「これ、地味に手間かかるな」とこぼす夫に、私は笑って返す。
「でしょう。それが名もなき家事だよ」
見えない家事に名前がついた瞬間、我が家の分担は、ようやく本当の意味で半分になった。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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