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「別れる予定だった」マッチングアプリで3股していた彼。被害者の女性同士で連携して追い詰めた結果

見覚えのある一枚
マッチングアプリで知り合った彼は、何度か食事を重ねるうちに誠実そうに見えて、半年ほど前から付き合っていた。
連絡もまめで、優しい人だと思っていた。
違和感の始まりは、SNSで偶然流れてきた一枚の写真だった。
見覚えのある部屋、見覚えのあるマグカップ。それを持って笑っているのは、知らない女性だった。
たどっていくと、別のアカウントにも彼が写っていた。私を入れて少なくとも三人の女性と、同じ時期に会っている。
一人は、彼と暮らす様子を堂々と上げていた。
同棲。
私の知らないところで、彼はそこへ帰っていた。
「ねえ、この写真の人、誰?」
スクリーンショットを送ると、既読がついてしばらく沈黙が続いた。
繰り返された言い訳
電話越しの彼は、最初から言い訳を並べた。
「別れる予定だった」
「もう終わってる関係なんだよ。誤解だって」
けれど、私が知っているプロフィールと、写真の女性たちが語っている彼の話は、どれも食い違っていた。
仕事も、出身地も、相手によって変えている。誰に何を言ったのか、本人すら把握できていないようだった。
「予定だったって、もう半年も一緒に住んでるよね」
「それは、その、事情があって……」
はぐらかす彼に、私はもう何も期待していなかった。代わりに、写真の女性たちに一人ずつ連絡を取っていた。
驚いたことに、誰もが同じように騙されていた。語られた経歴も、約束された未来も、人によってまるで違った。私たちは事実を突き合わせ、彼の嘘の地図を完成させた。
後日、彼を含めたメッセージのグループに、三人入った。
「全員と話しました」
私がそう打ち込むと、画面の向こうの彼の指が止まったのが分かった。
崩れた嘘の地図
「あなたが私に言った経歴、彼女には全然違う話をしてたよね」
女性の一人が、二人分の会話のスクリーンショットを並べた。別の一人が、同棲の日付と、私に会っていた日が重なっていることを指摘する。
「誤解だって言うなら、どれが本当の話なの」
彼はしばらく何も返せなかった。やがて短く「ごめん」とだけ送り、それきり既読もつかなくなった。
言い訳を重ねる相手が一人なら通じても、三人が事実を持ち寄れば、嘘はどこにも逃げ場がなかった。
「これで全部、終わりにしましょう」
誰かがそう書き込むと、残りの二人がすぐに同意した。私たちは三人とも、その日のうちに彼との関係を断った。
騙されたのは悔しいけれど、おかげで本性を早く見抜けた。一人では言いくるめられていたかもしれない。けれど三人そろえば、嘘はもう揺らがなかった。
「お互い、いい人に出会えますように」
そう送り合って、私たちは前を向いた。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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