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「ねえ、ちょっと助けてほしいんだけど」言うことを聞かない子供の相談を夫にした。だが、返ってきた一文に背筋が凍った

「ねえ、ちょっと助けてほしいんだけど」言うことを聞かない子供の相談を夫にした。だが、返ってきた一文に背筋が凍った
夜不在、朝は爆睡の夫
夫は居酒屋勤務で、夜は仕事、朝は深い眠りの中にいる人だった。
生活リズムが家族と真逆なので、平日はほとんど顔を合わせない。
保育園の送り迎えも、夕食も、寝かしつけも、すべて私の役割になっていた。
5歳になった息子は絶賛反抗期の真ん中で、朝の支度ひとつでも一筋縄ではいかない日が増えていた。
保育園に出る前、靴下を履くだけのことでフロアに転がって泣くこともある。
何度声をかけても聞かず、こちらの予定だけが容赦なく削られていく。
寝室で爆睡している夫を起こしたい衝動に駆られたが、私が家計を支えていない後ろめたさが先に出て、毎回飲み込んだ。
「ねえ、ちょっと助けてほしいんだけど」
その一言が言えないまま、保育園までの自転車を一人で漕ぐ朝が何度も続いた。
メールで届いた一言
ある日の朝、息子があまりに言うことを聞かず、保育園に出る時間がどんどんずれていった。
困り果ててバッグの中のスマホを取り出し、寝ている夫にメッセージを送った。
「もうどうしたらいいかわからない、息子が朝から全然動いてくれない」。
返信は思っていたよりずっと早く届いた。
「言うこと聞かない子は押し入れにでも入れときなさい」
「あとはお尻叩けばいい」
画面を見た瞬間、指先がすっと冷たくなった。冗談で送ってきた様子はなく、文末に絵文字もない、低いトーンの文字列だった。
私はすぐに返した。「そんなことしたらトラウマになるよ、そんなこと言わないで」。
続けて届いた返信は、もう一段ぞっとする内容だった。
「じゃあ俺の仕事がいけないわけ?だったら連絡してくるな」
論点が完全にずれていた。
子どもの扱いについて意見を求めたら、なぜか自分の仕事への攻撃と受け取って閉じてしまう。話のキャッチボールが、最初から成立していない。
「俺の時はぐずらない」
その晩、夫が帰宅後にぼそりと言った。
「俺の時はぐずらないけどな」
保育園の送り迎えで他のパパママが居合わせる場でも、夫は同じ言い回しを口にすることがあった。
叫び返したかった本音は、もちろん飲み込んだ。ぐずらないのではなく、夜に居ない父親に対して子が懐ききっていないだけだ。週に数回しか向き合わない大人に、子は本気の感情をぶつけないだけだ。
あの朝のメッセージ画面はスクリーンショットに残してある。閉じ込めろ、お尻を叩け。そういう発想がさらっと出てくる人と暮らしている事実だけで、息子と二人きりの朝が前より重たくなった。話の通じない相手の隣で子を育てていく不安が、寝室の扉越しに静かに膨らんでいる。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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GLAM Lifestyle Editorial
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日々の暮らしや選択を通して生まれる気持ちの変化に目を向け、人生を自分らしく整えていくヒントを届ける編集部チームです。仕事や人間関係、暮らしの質、価値観の揺らぎ。さまざまなテーマを横断しながら、今の自分にとって心地よい選択とは何かを考え、無理のない距離感で情報を発信しています。ときには短編小説の力も借りながら、日常にそっと寄り添い、気持ちを軽くするようなライフスタイルコンテンツをお届けします。
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