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「ローン折半は当たり前でしょ」義実家の建て替えローンを支払わせようとする義両親。味方してくれない夫に言葉が出なかった

「ローン折半は当たり前でしょ」義実家の建て替えローンを支払わせようとする義両親。味方してくれない夫に言葉が出なかった
夫名義のローン
結婚して数年経った頃、義実家の建て替えに合わせて新しいローンが組まれた。
名義は夫、月々の返済額の半分を夫が払うという話で進んだ。最初は短い間の援助だと聞いていたが、ふたを開ければ完済まで30年近く続く契約だった。
夫はそのことに何の疑問も抱かず、給与振込口座から自動引き落としにしていた。義両親は私たちの家計の中身を一度も気にかけたことがない。
盆と正月に顔を出すたび、義母は満足げに新しいリビングを見せてきた。
革張りのソファに腰を下ろし、テレビ台の角を撫でながら、当然のような口ぶりで言った。
「ローン折半は当たり前でしょ」
夫はうなずいて茶をすすった。
私は湯呑みを持つ手を一瞬止めた。
家を建てた義両親が、息子の家計から月々の支払いを引き出す前提でいる。
その感覚を夫も共有していることが、その日にようやく腹に落ちた。
私が払ったわけではないのに、私の家計から確実に毎月削られていく金額が、頭の中でじりじりと数字を増やしていった。
新車も子供の習い事も、その金額がなければとっくに動かせていた選択肢だった。
義両親は受け取った援助を表に出さない。親戚の集まりで「うちは年金だけで何とかやってる」と笑う義父の隣で、夫は黙ってお酌を続けていた。
月々の振込が彼らの「年金だけの生活」を支えていることに触れる人は誰もいない。
送迎も手続きも息子任せの日常
金銭面だけではなかった。病院への送迎、役所の書類受け取り、家電量販店での買い物の付き添い、義両親はあらゆる用事を夫に振ってきた。
平日でも休日でも、電話一本で夫は車を出した。私が体調を崩した日も、義母は遠慮なく着信を入れてきた。夫はそれを断らない。義実家のためなら自分の予定を後ろにずらすことを、彼は迷いなく選び続けていた。
ある休日、義母から定期検診の付き添い依頼が入った。
私は息子の保育園行事と重なっていることを夫に伝えたが、彼は「親父たちも年だから」と言って車に乗り込んだ。
行事に夫の姿はなかった。帰宅した夫は当然のような顔でソファに沈み込み、義実家の様子を一方的に話し始めた。私の話す番は来なかった。
義両親に金銭面で文句を言うつもりはない。だが息子の家計から毎月引かれ続ける額を、彼らが一度も気にかけないことが私には引っかかっている。
送迎を頼むときも、手続きを任せるときも、義母の口調は他人の業者に頼むより気軽だった。夫はそれを愛情だと信じている。私は反論する気力を、もうずいぶん前になくしている。
※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
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